輪島ロード

wajima

第19戦輪島ロードレース
コース:12.4kmx7周+400m 88.6km
結果
1位 ウルスタン・パブロ UKYO
2位 増田成幸 宇都宮ブリッツェン
3位 ベンジャミン・プラデス マトリックス
4位 グアルディオラ UKYO
5位 山下貴宏 マトリックス
25 位才田直人 lemonade bellmare

来季は経済産業大臣 旗ロードレースを行う予定に入ったこの輪島ロードレースは、JBCFの中でも数少ない公道を使ったレースで、1周12.6kmの中に2箇所の山岳がある起伏の激しいコースレイアウト。
いずれの登りも2kmほどで、1つ目の山岳ポイントでは輪島塗の食器が毎周回もらえる。
後半戦に入り、体調に波が出てきてしまっているが、このレースは才田を中心としたレースになるよう目標をたてた。
宮澤に向かないレースだったので、パレードスタートから全員前でスタートをするようにし、宮澤を先頭に登りに入る。
先ずアタックに出たのは大村、そしてそれを追う集団に菱沼が入り、出だしはまずまずの展開。
小清水、才田が集団の中盤から上がっていくが、頂上でオールアウトしてしまい第2集団で小清水選手と追走し、2回目の登りで前に追いつく。
大村、菱沼はペースの上がった集団について行く事ができず2人とも脱落。
先頭は6名。追走が8名ほどで、その後ろに才田と小清水が入る第3集団でレースがすすむ。
調子の良いと思われていた才田選手が中盤で前を追うも追いつかず、カウンターで行ったメンバーが前に行ってしまい後手の展開に。
25位でのゴールとなった。

監督から
今回、スタートから登り始めまでの距離が短かったので、宮澤が先頭で登りに入り落ち着いて登れるように走ったが、パレードで後ろに下がってしまった才田選手が1周目で先頭集団から遅れてしまい、その後も負の連鎖状態が続いてしまった。
大村、菱沼もレース前半で動くところはとても良かったが、オールアウトしてしまってすぐに辞める結果は良いとは言えない。
レースはエースの為の貢献であり、自分本位の走りではないからだ。
小清水選手は復調を感じる走りで、今後に向けて期待できる走りで才田を助けた。
中里は前回のウイルス性の発熱から戻ってきたばかりで、テストライドという位置付け、本人は冷静に走れているので、次回知多半島クリテリウムは期待が持てそうだ。
チームは後半戦の中、なかなか沼から脱出できていないが、ここが正念場であると感じている。