ツールド沖縄 2015

沖縄

前日ミーティングで、才田エースで、大村・小清水は逃げに乗る、加地・まさるは才田のサポートという宮澤監督の作戦を再確認。
スタートしてすぐに大村が逃げにのり、中里、加地がメイン集団前方で追走にすぐさまチェックに入り、逃げと集団の距離はどんどん離れて3人の逃げが決まった。
前半30kはサポートできないので車列で待機。途中まさるのパンク情報があり、プロトンがサイクリングモードだったので、落ち着いてホイール交換し、問題なく集団に復帰する。
中尾次交差点(左折が210kコース、右折が50kコースの分岐)から大村をサポートするためにチームカー隊列からはなれ逃げグループへ。
すでに10分以上の差が開いていたので国頭手前で大村を捕まえ補給。その後はメイン集団に戻ろうと考えていたら、逃げとの差が15分以上に拡大しているとあったので、2回目の普久川まで逃げ続ける可能性を考え再び大村のサポートに付く。暑くなってきたので水をかぶるよう指示し、登りきりまでサポートするよう指示。下りに入る手前でボトルと食料を渡して、頂上でメイン集団を待つことにした。
15分以上の差を持って、メイン集団が上がってきてメインに才田がいるのを確認。やや遅れてまさる、小清水を確認。急いでチームカー序列に復帰。まさるはボトルを補給する時に、メイン集団内で才田のサポートをするよう指示。特に2回目の普久川の入り口から登りでは才田のサポートを行うように伝えた。そして再び大村のサポートへ。結局加地はプロトン後方と後で気付く。
与那の手前で逃げていた3名に追いつく。大村はあまり余裕がない状態で2回目の登り以降がきつそう。補給させ粘るように指示して再び才田・まさるのサポートへ。
与那に入る位置取りでまさるが才田を先頭まで引き上げているのを確認、才田はとても調子が良さそうだ。
登りが終わる頃に大村がプロトンに吸収され、完走すように伝えて才田のサポートへ。
安波の登りでもメインに残りブリッェンの増田、UKYOの畑中らに近いところで走っていた。
ラスト30kmくらいの小さな登りを超えたところで才田が落車するのを目撃。遠かったのでよく状況がつかめなかったが後からタイム差表示をしていたCOMバイクと接触し、フレームが折れていたが気付かず再走する。
自分ですぐに走り出し、特にチームカーを呼ぶような状況ではなかったので、静観視。
その後、トップグループの追走に乗り急いでチームカー順位を上げる。第3グループにはブリッェンの増田、UKYOの畑中らが残っていたが、どうやら勝負は先頭10名前後と追走10名前後の争いになりそうな状況。
追走グループは協調していたが、先頭グループの方が力があり、差は拡大。羽地ダムの登りでグループが崩壊。
才田は第2集団で前を追うが追いつかないと判断し、集団から残り3kmで集団から抜け出したが、1kmを切って集団に吸収され21位でゴールした。
ラストのアタックに乗ってなんとか逃げ切ろうとした動きは評価に値する。

これでシーズンが終わり、2016年に向けて再スタートする。