第1回JBCF大⽥原クリテリウム JPT #12

20170729@JBCF-OTAWARS(REP-EYECATCH)-1

第1回JBCF大⽥原クリテリウム
2.5㎞/26周 65km


 

1位 小野寺 玲 (宇都宮ブリッツェン) 1:32:20  av37.36
2位 吉田 隼人 (マトリックスパワータグ) +00:00
3位 水谷 翔 (シマノレーシング) +00:00
4位 下島 将輝 (那須ブラーゼン) +00:01
5位 鈴木 譲 (宇都宮ブリッツェン) +00:01

9位 横塚航平 (LEOMO Bellmare) +00:02
21位 古田潤 (LEOMO Bellmare) +00:11
43位 米谷隆 (LEOMO Bellmare) +00:37
70位 才田直人 (LEOMO Bellmare) +01:20

 


 

レース展開
雨が降りしきる中行われた予選は、1組目は出走選手数が予選通過人数を下回ったためにパレードレースとなり、一方の2組目は3名が予選落ちする通常の予選レースとなった。周回数もそれぞれ3周、8周と異なり、少し不公平な状況ではあったが、LEOMO Bellmareからは全員決勝へ出走となった。
決勝は予選とは異なり、路面も乾いて走りやすくなった。ただ、コーナーの横断歩道の白いライン、マンホールが注意点となった。

レースは細かいアタックと吸収が繰り返される中、中盤に落車が発生してニュートラルとなる。再開直後に阿部選手(宇都宮ブリッツェン)が単独でアタック。その後は単調な展開で周回数をこなしていく。
LEOMO Bellmareとしては集団をコントロールするマトリックスと一緒に集団コントロールする展開に持ち込もうとするが、混合コントロールする事を拒否されて集団内で走る展開に。
マトリックスのコントロールが進む中、各チームタイミングを計りつつ、逃げる阿部選手とのタイム差をコントロールしながら最終周回へ入っていく。
最終周回に入り、力でコントロール仕切れないマトリックスが最終コーナーでブリッツェンに先頭を奪われ、ゴールへ向かう。
集団内で位置どりを進めたLEOMO Bellmareは、米谷が横塚を良い位置へ上げて横塚のスプリントへ託す。最終コーナーをラインの12番手でクリアした横塚は、前を行く3-4名の選手を抜いたが、9位でフィニッシュ。

 

宮澤監督から
マトリックスが集団をコントロールする中で、協調してペースをコントロールする展開が望まれたが、拒否されたことによって各チームのコントロール合戦になってしまった事が展開の決め手となってしまった。
結果的にマトリックスは最後まで主導権を押し通せず、LEOMO Bellmareにコントロールを仕切る力があればよかったが、そこまでの力がなかった事も今後の課題となる。
加えて集団内での「交渉力」も必要と感じたレースとなった。

 

米谷 13,000
横塚 10,000
古田 10,000
才田 0

 

PHOTO REPORT
20170729@JBCF-OTAWARS(REP)-1レース中盤、集団前方で展開する横塚と古田。

 

20170729@JBCF-OTAWARS(REP)-2米谷も集団前方に…集団内に潜む事が多い(得意な?)米谷選手を見つけ出して撮るのはいつも苦労します。

 

20170729@JBCF-OTAWARS(REP)-3集団後方から前へ、横塚をサポートするために上がる才田。

 

20170729@JBCF-OTAWARS(REP)-4一方、古田は横塚の側をキープ。時折二人で相談しつつ動いて行く。前回のみやだクリテリウムではレース前半で降りてしまった古田だが、今日は常に横塚のアシストにつくことを宣言してレースに臨んだ。有言実行!!

 

20170729@JBCF-OTAWARS(REP)-5終盤に差し掛かり、才田もアシストに参加。集団をコントロールしようとする動きも見せる。

 

20170729@JBCF-OTAWARS(REP)-6レース終盤になっても米谷、古田は集団前方で展開する。米谷も前回のみやだクリテリウムの中盤で降りてしまったが、今日は2人とも動きが良い。

 

20170729@JBCF-OTAWARS(REP)-7レース中盤に発生した落車に巻き込まれた横塚だが影響は無い模様。

 

20170729@JBCF-OTAWARS(REP)-8レースも残り3周回となり、才田も積極的にアシストの動きを見せる。
 

20170729@JBCF-OTAWARS(REP)-9残り2周回、米谷が少し離れてしまうが…

 

20170729@JBCF-OTAWARS(REP)-10最終周回は再度前方に上がり「横塚選手を引き上げて、適当なトコロに置いてけばいいやと思った(本人談)」という動きを見せた米谷。そして最終局面までしっかり横塚のアシストにつく古田。適当なトコロに置かれた横塚は最終コーナーを12番手でこなし9位でレースを終えた。

 

20170729@JBCF-OTAWARS(REP)-11落車した横塚だったが軽傷だった模様。

 

20170729@JBCF-OTAWARS(REP)-13レース後は毎回次のレースを見据えたミーティング。いわゆる反省会ですが、次のレースに向けた課題や解決案を出し合います。

 

20170729@JBCF-OTAWARS(REP)-12ミーティング中におもむろにiPhoneを取り出す監督。選手が話してるのに何やってんだろうと覗き込んでみると…選手のコメントをメモしてました。

 

Text: Takashi MIYAZAWA, Photo&Comment: Kensaku SAKAI(FABtroni+camera)