26FEB.2023@第1回JBCF志布志クリテリウム, JPT#02
第1回JBCF志布志クリテリウム
– 鹿児島県志布志市志布志町/志布志しおかぜ公園周辺特設コース(2.9km) –
2.9km/17周 49.3km(JPT)
【JPT】
1位 岡本 隼(愛三工業レーシングチーム) 1:05:55 ave44.88km
2位 岡本 勝哉(TEAM BRIDGESTONE Cycling) +00:00
3位 津田 悠義(KINAN Racing Team) +00:00
4位 河野 翔輝(TEAM BRIDGESTONE Cycling) +00:00
5位 横山 航太(シマノレーシング) +00:00
6位 大河内 将泰(CIEL BLEU KANOYA) +00:00
…
30位 小畑 郁(Bellmare Racing Team) +00:23
66位 才田 直人(Bellmare Racing Team) +02:55
2023年のJプロツアー開幕ラウンドの2戦目は、2月26日(日曜日)に開催されたJプロツアー第2戦「第1回JBCF志布志クリテリウム」。前日の鹿屋市から志布志市に場所を移し、海沿いに広がるしおかぜ公園を舞台に開催された。
第2戦はクリテリウム・レースとなり、コース形状はL字型と極端に難しい設定ではなかった。ただ、海沿いの港湾施設地区ということもあり、道路上に浮いた砂と、コース設定のために置かれたコーンの配置が気になるところ。
この日も才田選手と小畑選手が出走。レースがスタートするとクリテリウムを得意とする小畑選手は強豪チーム陣のすぐ後ろ、集団中盤付近で周回を進める。一方の才田選手は集団後端でリスク回避の走りを続ける。途中、断続的に逃げ集団が入れ替わるものの、最終盤に向けて集団スプリントの流れになっていく。
残り3周回付近、ブリヂストンの山本選手がコース脇のコーンに接触して落車。ここで集団が大きくバラけ、小畑選手も煽りを受ける。集団復帰に脚を使ってしまい30位でのフィニッシュとなった。才田選手は前日の走りで脚を使い切り、レース終盤はメイン集団からも遅れる走りになる。しかし地元の応援の声もあり、レースを降りることも出来ない状況に。なんとか粘り続けて最終走者でのフィニッシュとなった。
PHOTO REPORT (JPT)
Jプロツアー鹿児島ラウンドの2日目は志布志市の海岸沿いに位置するしおかぜ公園に舞台を移した。
クリテリウムを得意とする小畑選手は集団中程、才田選手は集団後端でリスク回避の位置取り。
逃げ集団の出入りはあるものの小畑選手と才田選手はメイン集団内で周回を重ねる。
コース中程の90°コーナーをこなしていく小畑選手と才田選手。
レース終盤、メイン集団内でのインターバルに耐えつつ粘る小畑選手。
昨日のレースで見せ場を作った才田選手、疲れもあり、メイン集団から遅れ始めた。
最終盤の落車でメイン集団も分解。影響を受けてしまった小畑選手だったがなんとか30位でフィニッシュ。
この2日間ですべての力を出し切った才田選手は最終走者でフィニッシュラインを超えた。
RIDERS REPORT
小畑選手(JPT):
昨日のレースでは、コーナー立ち上がりでの盛大な加速が必要で結構なインターバルが要求され、朝起きてみると脚は重く感じる。
クリテリウムのコースも一周回の距離が3kmほどと距離があるL字のコースで比較的イージーという印象。港湾地域という事もあって砂が浮いていたり路面の悪いところが各所にあり注意が必要、集団が疲れてくると落車リスクもあるなぁと心配してスタート。
1周目から心配しているパイロンに引っかかる選手が出てビビる。試走とレースペースで走ると集団の動きもあって危険度は変わる。周回を重ね集団もすこし落ち着いた頃、昨日と同じエスケープを集団が容認。愛三工業が昨日と同じパターンで集団コントロールしてゴール勝負で仕上げにかかる。
ラスト3ラップを残した頃、スプリント勝負が出来るBS等がトレインを組んでスプリントに備えていく矢先、ラストラップに入るホームストレートのパイロンにBS山本選手が接触して転倒、その余波で集団がバラけ今日も大事なところで集団復帰の為に力を使う。
復帰だけで精一杯、ゴールに向けてペースアップする集団からは遅れてゴールでした。ゴールに向け少しでもかわせる選手をかわしてゴール。30位とポイントがダブルスコアに入るギリギリでしたが少しでもポイント稼げでよかった。
今回の2日間、マトリックスやBSの主力メンバーが居ないことで決してレベルが高いレースではなかったと思いますが。オフからの取り組みの結果が少しは確認できる走りが出来たのかなと思いました。これらから続くレース向けよりいっそう準備したいですね。
たくさんの応援力になりました。感謝!!
才田選手(JPT):
前日の疲労感が大きい。
何よりもコーナーを曲がれなくて苦労した。全く前で展開するイメージも掴めずにただただ苦しんで最後尾で完走。たくさん知り合いも駆けつけてくれて応援の力でフィニッシュまで辿り着いたという感じ。
2戦通してシーズンインのレースとして確認したいことはできたし、レースを楽しむこともできたので、まずまずのスタートになった。
宮澤監督から
風が強く、L字クリテリウムにしては少し長めの周回。何もできずだったが、小畑が久しぶりにポイントを取った。米谷との連携も考え、さらに上でゴールできるよう工夫していってほしい。
才田 ¥3,000
小畑 ¥1,000
Text: Kensaku SAKAI/FABtroni+camera × P.A.V. and Takashi MIYAZAWA, Edit, Photo&Comment: Kensaku SAKAI/FABtroni+camera × P.A.V.