22AUG.2020@JBCF群馬CSC交流戦8月大会 Day-1, JPT#06

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JBCF群馬CSC交流戦8月大会 Day-1
群馬県みなかみ町/群馬サイクルスポーツセンター
6km/17周回 102km
※雷のため7周回42kmでレースキャンセル
 

RESULT


 

Finish 米谷 隆志(Hincapie LEOMO Bellmare Racing Team)
Finish 小山 智也(Hincapie LEOMO Bellmare Racing Team)
Finish 門田 祐輔(Hincapie LEOMO Bellmare Racing Team)
Finish 小畑 郁(Hincapie LEOMO Bellmare Racing Team)
Finish 石原 悠希(Hincapie LEOMO Bellmare Racing Team)
DNF 小林 弘幸(Hincapie LEOMO Bellmare Racing Team)
DNF 永塩 幸之介(Hincapie LEOMO Bellmare Racing Team)

 
 

RACE REPORT


 

2020年Jプロツアーの第3ラウンドは、会場を再び群馬県みなかみ町の群馬サイクルスポーツセンターに戻し、8月22日からの2日間、Jプロツアー第6・7戦となる「群馬CSC交流戦8月大会」として開催された。「交流戦」は、JBCFの選手強化の一環として開催されており、Jエリートツアーの最上位クラスタであるE1の所属選手がJプロツアーのレースを走る事が出来る仕組みとなっている。

 

Jプロツアー第6戦となるDay-1は6kmコースを17周する全長102kmののレース。Hincapie LEOMO Bellmare Racing Teamからは、今回も、米谷・小林・永塩・小畑の国内組4選手と、UCIコンチネンタルチーム(Hincapie–Leomo p/b BMC)に所属する石原・小山・門田の3選手が出場した。

 

前戦、宇都宮での石原選手の2位表彰台からさらに上を目指したいHincapie LEOMO Bellmare Racing Team。この日の指示は序盤から前で展開し大きな動きを逃さず乗ること。また、今回からチームに無線が導入され、その扱いに慣れてチームメイトとのコミュニケーションを取る感覚を掴むことも目標となった。

 

スタート時には晴れ間ものぞいていたが、雨雲レーダー上には既に多くの雷雲が表示されており、レース中断またはキャンセルが予想される中で定刻の13:45に164名の選手がスタートして行った。

 

スタート直後のローリング中に何度か落車などのトラブルが発生していたが、チームにおいては大きな問題も無いままリアルスタートが切られた。チームはすぐに先頭付近まで位置を上げ、石原、門田、小山、米谷の4名で序盤の動きに対応する。この日のレースも相変わらずペースが速く、珍しく門田選手が苦しそうに位置を下げる場面も見られた。米谷選手と石原選手はそのような状況も即座に共有し、門田選手の負担を減らすような走りに変更する柔軟性も見せる。

 

展開が把握出来ない程に目まぐるしくアタック合戦が繰り広げられる中、速い流れから心臓破りで抜け出した15名程の先行集団に門田選手と米谷選手が入るものの、集団内で牽制がかかり、次の動きに繋げられない。

 

この後、群馬サイクルスポーツセンター周辺はみるみるうちに黒い雲に覆われ、大きな雨粒が落ちる土砂降りの状態になる。8周目完了時にレースが中断され、その後レースキャンセルが決定された。本レースでは8周目完了時に走行していた選手は全員完走扱いとなり、レース中断直前にパンクで大きく遅れていた石原選手にとってはある意味「恵みの雷鳴」となった。

 
 
 

宮澤監督から


 

非常に速い展開の中、次、あるいはその次の動きでレースが決まると分かっており、そのタイミングに向けて準備していた選手にとっては不運のレースキャンセルとなった。今回注目すべきは小山の走り。今日のようなサバイバルな展開では力を発揮出来ていなかった小山が集団の中で動けていたのは次に繋がるステップとなる。一方、前回の宇都宮で良い走りを見せた小林は、今回それを活かせなかったのが悔やまれる。小畑は速い展開の中、前半から集団中盤の良い位置に付け、チームの若手にとっても良い意味で存在感を出せていた。

 

米谷  ¥0
小林  ¥0
永塩  ¥0
小畑  ¥0
石原  ¥0
小山 +¥20,000
門田  ¥0

 
 

PHOTO REPORT


 

2020年Jプロツアーの第3ラウンドは群馬サイクルスポーツセンターでの「群馬CSC交流戦8月大会」。
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普段のJPTに加えエリートツアーが参加する交流戦。この日は総勢164名の選手がスタートして行った。
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珍しく苦しそうな表情を見せた門田選手だったが、レースを動かす動きはしっかりと見せていた。
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レーススタート直後にリタイアしてしまった永塩選手は「体調がすぐれなかった」との事。
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スタート後数周はアタック対応も出来ていたが、前回宇都宮での経験が活かせずにDNFとなった小林選手。それでも後続集団の先頭を牽き続けるなど意地を見せた。
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毎レース安定した走りを見せる石原選手と米谷選手。この日も門田選手とともにレース展開に積極的に参加して行く。
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レース中断直前にパンクで遅れた石原選手にとってはある意味「恵みの雷」だったかもしれない。
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速い展開が続く今年のJプロツアーで厳しい走りが続く小畑選手だが、若手にしっかりとベテランの見せる仕事も任されている。
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この日最も評価の高かったのは小山選手。速い展開の中、集団の中で上手く動いていた。これを続けて行きたいところ。
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レースキャンセルの判断後、雨は小康状態となったものの、雷鳴の数は増え、音も大きくなっていった。
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Text: Kensaku SAKAI/FABtroni+camera × P.A.V. and Takashi MIYAZAWA, Edit, Photo&Comment: Kensaku SAKAI/FABtroni+camera × P.A.V.