第1回JBCFやいた片岡ロードレース JPT #13

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第1回JBCFやいた片岡ロードレース
– 栃木県矢板市石関周辺 特設コース –
10.3㎞/9周 92.7km


 

1位 横塚 浩平 (LEOMO Bellmare) 2:09:04  av43.08
2位 入部 正太朗 (シマノレーシング) +00:00
3位 雨澤 毅明 (宇都宮ブリッツェン) +00:00
4位 岸 崇仁 (那須ブラーゼン) +00:00
5位 土井 雪広 (マトリックスパワータグ) +00:04

16位 米谷 隆志 (LEOMO Bellmare) +00:53
27位 才田直人 (LEOMO Bellmare) +01:21
DNF 古田潤 (LEOMO Bellmare)

 


 

レース展開
矢板市石関周辺の丘陵地帯に設定された1周10kmを9周回るコースは、休みどころが少ないサバイバルなコース設定となった。上り区間は1分強の上りの後、一度下って、さらに40秒ほどの上りがある二段坂となっている。
レースはスタートしてアタック合戦が始まるが、逃げ集団が形成されないままレースは進んでいく。スタート地点からすぐに設定されている細いUターン(片岡シケイン)からそのままアップダウン区間をこなしながら伸びていく集団は、1列棒状のままで上り区間に入っていく。そのため集団前方で走っている方が楽に走れ、全体的にクリテリウム的な展開の要素を多く含んでいた。
90kmという距離の短さも展開に影響し、下りでアタックする選手や前々で走ろうとする選手が増えてくると尚更アタックは決まらない。

 

7周目、疲労感を感じ始めた集団からホセ、佐野、雨澤を含む逃げが上りでアタック。ここに才田、米谷がつき10名ほどの集団になる。しかし、メンバーがよかった事に焦った横塚がチームメイトのいる集団を追いかけ、集団全員を引き連れて前に合流してしまう。
1つにまとまったメイン集団から下り坂で雨澤、飯野、入部、岸がアタックを決め、完全に脚の売り切れたLEOMOとしては誰も動けない状況。この厳しい展開の中、横塚が再度渾身のアタック。数名を引き連れて前の4名に合流し、11名の逃げ集団が形成された。

 

8周目往路区間では逃げ集団から入部が単独で先行して通過。その後の10名の追走集団内に横塚の姿がある。才田と米谷はさらに後の第3集団に。
8周回目復路区間、登り区間をこなして戻ってきた逃げ集団は分解しはじめており、先行していた入部には雨澤が合流し、そのすぐ後を横塚を含む4名の追走集団が通過。その後を数名の選手が追う。第3集団からは才田が少し先行、米谷も第3集団先頭で前をうかがう動きを見せる。この後、先行する2名と追走4名が合流、最終的に優勝争いは土井、飯野、雨澤、入部、岸、そして横塚の6名に絞られた。

 

最終周回、6名の逃げ集団の中、飯野、入部が先行し、それを追う4名の中から雨澤が単独でアタック一発前に追いつく。これに対し横塚も岸、土井と追走し、下り区間に入ったところでなんとか追いつく。
再度6名でまとまった逃げ集団、決定打を打つ選手がいない中、レースは6名でのゴールスプリントへ。
最終コーナーを3番手で曲がった横塚は、その勢いを殺さず先行する選手を抜いていく。フィニッシュライン手前は緩やかな登りとなっており、登りスプリントの展開になれば自信のあった横塚が数mの差をつけて先頭でゴール!!第1回やいた片岡ロードレースの初代チャンピオンとなった。

 

宮澤監督から
チームとして個々の役割を認識する事で、才田、米谷の連携は完璧にレースを作れたと思う。特に才田は他のチームからみても逃げられたくない選手の1人なのでその点をうまく使えただろう。
横塚はチームメイトが入った逃げ集団を追いかけてしまうなど、展開の中で先を読む事が苦手な部分が出てしまったと思う。この走りに関しては、これから先大きな課題の1つになるだろうし、チームメイトをアシストする立場にならないと習得し得ない事かもしれない。それでも力で勝ちに行けたのは、流石のパワー系パンチャーの走りだった。

“結果良ければ全て良し”

ではなく、次への課題とそれに向けた準備を進めて、常に表彰台を狙うチームとして活躍してほしい。
LEOMOは4名(通常6名~9名)という少ない人数ながらも、その中で頭を使い勝てるチームになれた事は今後のチームの成長に繋がるだろう。チーム総合も5位にジャンプアップした。

 

才田 30,000
米谷 30,000
横塚 10,000
古田 0

横塚 300,000(チーム優勝ボーナス)

 

PHOTO REPORT
ボトルの準備をする横塚選手、まさかこの後あんな展開になるとは…(1回目)
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チームプレゼンテーション。宮澤監督からの「今日は横塚が勝ちます」に対して「勝ちます!!」と答える横塚選手。まさかこの後あんな展開になるとは…(2回目)
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1周回目: スタートする古田選手。
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3周回目: 登り区間でメイン集団が割れる中、米谷、横塚、才田の3選手は前方で通過。
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3周回目: 古田選手は後方に残される展開となる。レース前に「今日はレース前半に動いてチームをアシストする」と語っていた古田選手、残念ながらメイン集団には復帰できずDNFとなってしまった。
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4周回目: 依然アタックと吸収が繰り返されるレース展開。才田選手も集団先頭で動きを見せる。
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4周回目: 横塚、米谷の2選手は寄り添うようにメイン集団内で通過。
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5周回目: 米谷、横塚、才田の3選手。メイン集団前方の近い位置でチームとしてまとまった動きを見せる。
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6周回目: 下りのヘアピンを通過する3選手。
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7周回目復路区間: メイン集団からアタックする横塚選手。最終的にこの動きが横塚選手の優勝を引き寄せた。
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7周回目復路区間: 才田選手はメイン集団先頭に位置し、その後の動きを押さえる。
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8周回目往路区間: 先行する入部選手を追走する10名の集団内の横塚選手。
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8周回目往路区間: メイン集団内の米谷選手。水野選手とビビアン選手がこの後の飲み会の相談(嘘です)をしている後で聞き耳を立てている…余裕は無いと思われます(汗)。
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8周回目往路区間: 才田選手もメイン集団内。
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8周回目復路区間: 逃げ集団も分解しつつあり、先行する入部選手と雨澤選手を追走する4名の集団に入る横塚選手。この後先行する2名に横塚選手らが合流し、6名の逃げ集団で最終局面へ。
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8周回目復路区間: 才田選手はメイン集団から少し抜け出した位置で通過。
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8周回目復路区間: 米谷選手もメイン集団先頭で前をうかがう動きを見せる。
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ゴールスプリント: 横塚選手が先頭でフィニッシュラインへの登りを駆け上がってくる。
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ゴールスプリント: 優勝、横塚選手!!!
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ゴール後「チームボーナス30万出さなきゃ」と監督(笑)、でも嬉しそう。
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岸選手に祝福される。
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監督と。
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中村龍太郎選手には「勝ったの!?」と驚かれる。
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スミマセン、このあと女子のレースに向かわなければならず表彰中はコース上に居たため表彰式は撮れていない…のですが、那須BLASENの前田さんと宇都宮BLITZENの小森さんから表彰式のお写真をご提供いただきましたのでここに掲載します。
前田さん、小森さん、ありがとうございます!!

 

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PHOTO by Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

 

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PHOTO by YUKIO MAEDA/M-WAVE

 

賞品重かったみたいです…
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PHOTO by YUKIO MAEDA/M-WAVE

 

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PHOTO by Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

 

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PHOTO by YUKIO MAEDA/M-WAVE

 

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PHOTO by Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

 

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PHOTO by Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

 

Text: Takashi MIYAZAWA, Edit, Photo&Comment: Kensaku SAKAI(FABtroni+camera)