17JUL.2022@第20回JBCF石川サイクルロードレース/第11回JBCFジュニアユースチャンピオンシップ, JPT#09
第20回JBCF石川サイクルロードレース
第11回JBCFジュニアユースチャンピオンシップ
– 福島県石川町・浅川町/石川町・浅川町周回コース(13.6kmサーキットコース) –
13.6km/ 5周回 68.0km(Junior)
13.6km/10周回 136.0km(JPT)
【Junior】
1位 松島 煌和(COW GUMMA) 1:48:35 ave37.57km
2位 岡崎 一輝(Yamanakako Cycling Team) +00:01
3位 綿貫 遙人(TEAM SANREMO) +00:03
4位 島崎 将男(北海道帯広南商業高等学校) +00:03
5位 町田 朝陽(EQADS) +00:03
6位 藤本 元貴(Promotion x Athletes CYCLING) +00:04
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13位 関口 拓真(深沢高等学校) +01:13
【JPT】
1位 山本 大喜(KINAN Racing Team) 2:19:03 ave41.07km
2位 小林 海(マトリックスパワータグ) +00:00
3位 トマ・ルバ(KINAN Racing Team) +00:06
4位 安原 大貴(マトリックスパワータグ) +00:46
5位 入部 正太朗(弱虫ペダル サイクリングチー厶) +00:54
6位 レオネル・キンテロ(マトリックスパワータグ) +01:04
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27位 米谷 隆志(LEOMO Bellmare Racing Team) +09:34
DNF 小畑 郁(LEOMO Bellmare Racing Team)
DNF 才田 直人(LEOMO Bellmare Racing Team)
福島県石川Rd.の2日目となった7月17日日曜日には今回で20回目の開催となる伝統の「第20回石川サイクルロードレース」が開催された。前日に引き続きLEOMO Bellmare Racing TeamからはJPTに米谷・小畑・才田の3選手が出場。またジュニアカテゴリにはLEOMO Bellmare Racing Teamがサポートする関口拓真(深沢高等学校)が出場した。
今年も福島県石川町と浅川町に跨る13.6kmの登りと下りをふんだんに含む周回コースで開催されたが、新型コロナウイルスの影響により昨年から恒例のパレードランは中止されており、JPTとジュニアとともにフィニッシュ地点からのスタートとなっている。
午前中に開催されたジュニア レースには関口選手が出場し、13.6kmの周回コースを5周回する全長68.0kmのレースに挑んだ。序盤からメイン集団内で周回を重ねていた関口選手だったが、3周回過ぎあたりで熱中症の症状を見せ、レースは降りなかったものの13位でのフィニッシュとなった。
JPTは13.6kmのコースを10周回する全長136kmのレースが予定されていたが、直前のレースでアクシデントが発せし、定刻の12時15分から約1時間後のスタートとなり周回数も7周回95.2kmに短縮された。レースは散発的な逃げが発生するものの長続きしない展開となる。集団スプリントを目論むチームブリヂストンサイクリングや愛三工業レーシングがコントロールする中、レース終盤にはKINAN Racing Teamがペースアップ。KINAN勢とマトリックス勢の強豪選手のみが残る小集団でのレースとなった。LEOMO Bellmare Racing Teamでは才田選手が調子の良い走りを見せ、最終盤の勝負集団に対して全力のブリッジをかけたが惜しくも届かず。その直後に落車してしまい、そのままDNFとなった。米谷選手もキツいレースとなり、強豪選手達のふるい落としには参加できず。その後、追走集団でのレースとなり完走27名中の27位と最終走者としてフィニッシュした。
PHOTO REPORT (Junior)
Jプロツアー石川3連戦の2日目は伝統の第20回JBCF石川サイクルロードレース。
この日もジュニアカテゴリに出場した関口選手。途中で熱中症の症状が出てしまい、集団後方で完走。
PHOTO REPORT (JPT)
厳しい展開が予想されるレースを前にして、この日は早々にスタートラインに並ぶ。
逃げ集団にブリッジをかけるなど果敢な走りを見せた才田選手だったが、この後の落車によりDNFとなった。
RIDERS REPORT
関口選手(Junior):
距離は67km 、天候は曇り時々晴れ。昨年も出場したことがあり、コースはなんとなく知っていた。石川ロードレースは5%前後の緩やかな斜度が続き、逃げづらいコースと分析している。気づかないうちに脚が削れていくコースでもある。コンデジションは終始優れなかった。案の定3週目のレース中に吐いてしまった。DNFも考えたがDNFするレベルではなく完走にシフトした。最終週千切れて10位で終わった。
完全なる熱中症だった。対策してインハイに備えたい。
米谷選手(JPT):
脚の感覚は悪くなく、心配した膝も特に問題はなさそうだった。午前中にあったE1/E2のレースで深刻な落車があり、怪我や落車に対してとてもナーバスな精神状態でスタートすることに。
例年終盤の登りで強烈なペースアップがあるレースで、今の自分の力でそこに残るのは厳しいと分かっていたので、逃げに入って前で待っていたかった。しかし、BSが強力にコントロールしたことでそれは許されず、自分も2周目にトライはしたものの失敗。諦めて終盤に備えた。ラスト3周で雰囲気が変わるのを感じて、クラブチームの中で2、3番目に前の番手で登りに入ると、案の定キナンが勝負を始めた。読みとしては間違っていなかったがそこから踏む足がなく前に乗れず。才田さんを含む前に届かなかったメンバーでまとまったが、残り1周で完全に足がなくなりここからも脱落。最終完走者だった。
単純に足がない。踏めていれば前に届く位置で登りに入ってはいるという意味でレースはっ見えていたが、今の脚ではこれが限界だったか。両膝とも軽く熱を持った感覚はあるが、まだ痛みはなかった。
小畑選手(JPT):
前日の失敗を払拭するためではないが召集場所から前列に並び前列でスタート。最初の登りからポジションを下げないように走る。中盤のアップダウンも出来るだけ下がらないで走り、後半の登りパートを少しでも楽にこなしたい。
高速のテクニカルダウンヒル区間を15番手程で下り登り区間に突入。踏みすぎない様に徐々にポジションを下げながら登ったら最後登り切りはBS橋本君と同じ最後尾になっていました。もう少しベースパワーアップしないとヤバい。橋本君も辛そうなので入れ替わりゴールまでのアップダウンを我慢していると後ろにいたはずの橋本選手もいなくなり…次の登りで自分も集団から遅れ、後方から来たら選手と2周回してDNF。
才田選手(JPT):
(※最終日に掲載)
宮澤監督から
(※最終日に掲載)
Text: Kensaku SAKAI/FABtroni+camera × P.A.V. and Takashi MIYAZAWA, Edit, Photo&Comment: Kensaku SAKAI/FABtroni+camera × P.A.V.