16JUL.2022@第2回JBCF石川クリテリウム, JPT#08
第2回JBCF石川クリテリウム
– 福島県石川町/モトガッコ周辺特設コース(1.8kmサーキットコース) –
1.8km/10周回 18.0km(Junior)
1.8km/18周回 32.4km(JPT)
【Junior】
1位 岡崎 一輝(Yamanakako Cycling Team) 26:00 ave41.53km
2位 大森 虹亮(BMレーシングZUNOW) +00:03
3位 川田 翔太(AVENTURA VICTORIA RACING) +00:03
4位 佐藤 愛祈(ハヤサカサイクルレーシングチーム) +00:04
5位 本田 啓仁(LINKVISION GIRASOLE CYCLING) +00:05
6位 落合 康生(東京都立八王子桑志高等学校) +00:05
…
7位 関口 拓真(深沢高等学校) +00:07
【JPT】
1位 松田 祥位(TEAM BRIDGESTONE Cycling) 43:18 ave44.88km
2位 窪木 一茂(TEAM BRIDGESTONE Cycling) +00:00
3位 レオネル・キンテロ(マトリックスパワータグ) +00:00
4位 ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ) +00:00
5位 岡本 隼(愛三工業レーシングチーム) +00:00
6位 橋本 英也(TEAM BRIDGESTONE Cycling) +00:03
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DNF 米谷 隆志(LEOMO Bellmare Racing Team)
DNF 小畑 郁(LEOMO Bellmare Racing Team)
DNF 才田 直人(LEOMO Bellmare Racing Team)
6月の修善寺Rd.から全日本選手権を挟んで約1ヶ月ぶりにJプロツアーが再開。2022年の福島県石川Rd.は新たに古殿ロードレースが追加され3DAYSでの開催となった。
初日の7月16日土曜日には福島県石川町にある文教福祉複合施設「モトガッコ」周辺の公道に設置された1周1.8kmの周回コースを舞台にJプロツアー第8戦として「第2回JBCF石川クリテリウム」が開催された。LEOMO Bellmare Racing TeamからはJPTに米谷・小畑・才田の3選手が出場。またジュニアカテゴリにはLEOMO Bellmare Racing Teamがサポートする関口拓真(深沢高等学校)が出場した。雨の3DAYSとなるはずの天気予報だったが、初日の現地は雲の間から太陽がのぞく空模様。選手・関係者ともにいつ雨が降るのかドキドキしながらではあったが、結局1粒の雨も落ちることなく開催された。
ジュニアは1周1.8kmのコースを10 周回する18.0kmの短距離高強度レース。序盤からアタックと吸収が繰り返される展開となる中、関口選手は終始メイン集団先頭付近で周回を重ねた。残り数周というタイミングで岡崎一輝(Yamanakako Cycling Team)選手が飛び出して単独の逃げに。これに対して最終周回に入るメインストレートで関口選手が追走のアタックをかけた。しかしこれはメイン集団に吸収され、単独で逃げ続けた岡崎選手が優勝。関口選手は9番目でフィニッシュラインを通過した(オープン参加選手が出場していたため、リザルトは7位)。
続いて行われてJPTは1.8km周回コースを18周回する32.4kmのレース。こちらも短距離ながら常にインターバルがかかり続ける過酷な設定となっている。レースは逃げとメイン集団で構成される時間帯は少なく、チームブリヂストンサイクリングが主となって終始速いペースで集団をコントロールする展開となった。老体に鞭打つ才田選手と小畑選手は日曜日以降の石川・古殿に照準を合わせたところもあって集団から離脱。唯一残った米谷選手はトップチームの背後に位置取って粘り続けたが、残り2周回を残してのDNFとなった。
PHOTO REPORT (Junior)
PHOTO REPORT (JPT)
Jプロツアー第8戦第2回JBCF石川クリテリウムのスタートライン。
石川3連戦の2日目、3日目を狙う才田選手、今日は控え目な走り。
終始キツイペースで進んだレース。メイン集団で粘っていた米谷選手も単独走となった。
RIDERS REPORT
関口選手(Junior):
天候は曇り、路面も乾いていた。結論から言うと7位で終えた。敗因としては準備の甘さが原因だったと思う。18kmの短距離高強度なレースと予想できていたのに充分なアップができなかった。勝つためには考えることが一番重要だと思う。考えて勝つイメージができなければそのレースは負ける。その爪の甘さが負けに直結した。結果に繋がらないようなアタックを仕掛けてしまったり、うまくレースプランを作れなかった。
マークする選手はいなかったが岡山選手が強かった。レース展開も含め勝ちの姿勢を見せてくれた。ただ負けたなら負けたなりに感じるものがあった。勝ちよりも負けの方が沢山の意味を持つし、勝つためには負ける必要があるのだと感じた。
明日は石川ロードレース。攻めて勝つ展開にしたい。
米谷選手(JPT):
全日本翌週の練習中に膝を再度痛め、その回復のため練習という練習ができないまま迎えてしまった3連戦の最初。2日目以降のほうが自分向きなので、クリテは違和感があればやめてもいいぐらいの優先順位だった。
スタート直後から目がチカチカするほど余裕がなく、展開も全く見えなかった。トマ選手や海さんの後ろあたりをとって耐えたが、着々と人が減っていきレース半分を経過するころには最後尾。立ち上がりに耐えられなくなり、インターバルを殺しながら集団にぶら下がろうとしたもののコーナーでのミスで開いた差を埋められなくなり脱落。1人になったのでTT状態でこなしたがラスト2周でDNF。
もう1、2周集団で我慢できれば完走だったと思うともったいなかった。ただ、膝の違和感をさほど悪化させず2日目に繋げられたのは良かった。
小畑選手(JPT):
しっかりアップをと思い、石川ロードの周回コースに行って戻って来たら、みんなはもうスタートラインに並んで居ると言う大失敗。狭いコースレイアウトなのにぽぽ最後尾スタートになってしまいました。スタートからポジションアップを試み、立ち上がり影響受けにくいポジションまで上がろうと粘るも流石に難しい。一方で昨年よりは心肺系の動きが良いのか少しは粘れる印象。先頭の様子が見えないポジションで走っているので前が少しでも緩まないかなと思って走っている4周目。米谷君がポジションを上げてきたので自分の前に入ってもらったけど間に1人入ってしまう。バックストレートの立ち上がりでその選手が何の合図も出さずに良い感じの中切れ…ハシゴかけようと粘ったけど後ろも変わってくれる選手がおらず、遅れたまま3周ほどラップを重ねてDNFでした。
才田選手(JPT):
(※最終日に掲載)
宮澤監督から
(※最終日に掲載)
Text: Kensaku SAKAI/FABtroni+camera × P.A.V. and Takashi MIYAZAWA, Edit, Photo&Comment: Kensaku SAKAI/FABtroni+camera × P.A.V.