14APR.2024@第47回チャレンジサイクルロードレース大会
第47回チャレンジサイクルロードレース大会
– 静岡県伊豆市/日本サイクルスポーツセンター(左回り5kmサーキット) –
5.0km/12周+4km 39km(MU23)
5.0km/15周+4km 79km(ME)
【男子U23/MU23】
1位 林原 聖真(明治大学) 1:46:55 ave35.91km/h
2位 渡辺 悠太(チームロヂャース) +00:05
3位 菅原 聡(Avenir Cycling Yamanashi) +00:08
4位 福田 晃司(日本体育大学) +00:08
5位 逸崎 瑞喜(法政大学) +00:10
6位 松崎 一勢(信州大学) +00:11
…
63位 藤本 元貴(Bellmare Elite Team) +00:59
DNF 山口 凱生(Bellmare Racing Team)
【男子エリート/ME】
1位 吉岡 直哉(さいたま佐渡サンブレイブ) 2:09:47 ave36.52km/h
2位 ジェシット シエッラ(宇都宮ブリッツェン) +00:00
3位 ルーベン アコスタ(宇都宮ブリッツェン) +00:00
4位 グルド ダニエル(レバンテフジ静岡) +00:01
5位 花田 聖誠(宇都宮ブリッツェン) +00:03
6位 谷 順成(宇都宮ブリッツェン) +00:04
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27位 米谷 隆志(Bellmare Racing Team) +01:58
DNF 川島 綾太(Bellmare Racing Team)
4月13日(土曜日)と14日(日曜日)の2日間にわたり、静岡県伊豆市の日本サイクルスポーツセンターを舞台に「第47回チャレンジサイクルロードレース」が開催されました。Bellmare Racing Teamからは14日(日曜日)に開催された男子U23(MU23)に山口凱生選手と藤本元貴選手が出場、続いて行われた男子エリート(ME)に川島綾太選手と米谷隆志選手が出場しました。
男子U23はレース中盤に出来た逃げ集団をメイン集団が終盤にかけて追い込む展開となりましたが、最後は一歩届かず逃げ切り勝利となる結果に。メイン集団で周回を重ねた藤本選手が63位、山口選手は残り数周の時点で脱水気味となりDNFとなっています。
男子エリートには川島選手と米谷選手が出場。序盤からかなり速いペースのレースとなり川島選手も必死で耐えていましたが、序盤でメイン集団から落ちてしまいDNF。米谷選手は逃げに乗ることは叶わずに第2集団での展開となります。最終周回に第2集団が逃げを捉えたという情報が届き、どよめきの声が上がるフィニッシュライン。米谷選手の登りスプリントにも期待しましたが27位でのフィニッシュとなりました。今回は米谷選手のレポートをお届けします。
PHOTO REPORT (MU23)
PHOTO REPORT (ME)
序盤からの速い展開でメイン集団に残れず…この後DNFとなった。
集団の前方で動きを見る米谷選手だったが逃げ集団には入り込めず第2集団でのレースに。
RIDERS REPORT
米谷選手(ME):
10㎞延長されたチャレンジロード。去年は集団がまとまったが、自分にとって望ましい状況ではなかった。今年は愛三の石上選手やサイクラーズ佐藤光選手が逃げたがるだろうから、まとまった人数で動くときに同調できたらと考えていた。
2周目あたりから速かった。3回目の秀峰亭でのペースアップに前で対処し、次の登りでの石上のアタックに乗って10人ほどで抜け出したが、足並みがそろわず1周ほどで吸収。その後の速いペースの中で動く余裕がなく、8周目に逃げが決まったときも見ているしかなかった。そのタイミングは苦しくて一旦集団から離れてしまったが、逃げが決まり集団が止まったのでなんとか復帰。
タイム差は一気に1分強まで開き、その後は落ち着いたペースになった。ブリッツェンとレバンテが主体となってペースを作っていたが、秀峰亭で聞くタイム差はラスト2周でも1分残っていて(という風に自分には聞こえていて)、捕まるとは正直思っていなかった。ペース自体は落ち着いていて水も補食も足りていたけれど脚は削られていて余裕はなく、ラスト1周に向けてペースが上がったことで集団から離れてしまった。そのまま完走。
レースに対して力不足だった感が否めない。8周目の動き一発に絞って乗ることができたとしても、ゴールまでに力尽きていたと思う。今年は全日本も修善寺なので、あのぐらいの登りの反復にアジャストできる練習を増やしていきたい。
苦しい一日ではあったが、少なくとも完走はした。最後は耐えきれなかったものの、ラスト1周まで残ったことで少しは先に進めたと思う。
次は群馬。レースを楽しめるようコンディションを整えて臨みたい。
Text: Kensaku SAKAI/FABtroni+camera × P.A.V. and Takashi MIYAZAWA, Edit, Photo&Comment: Kensaku SAKAI/FABtroni+camera × P.A.V.