石川ロードレース

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第15回JBCF石川サイクルロードレース – JPT第10戦 102.2km
1位 ベンジャミン・プラデス (Team UKYO) 2h40m12s
2位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) st
3位 堀孝明 (宇都宮ブリッツェン) st
4位 ロイック・デリアック (ニールプライド南信スバルサイクリングチーム) st
5位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) st
12位 才田直人(LEOMO Bellmare)
40位 横塚 浩平(LEOMO Bellmare)
61位 古田潤(LEOMO Bellmare)
66位 中里仁(LEOMO Bellmare)

目標
集団内でチームが固まってポジションをキープし、後半勝負で勝ち逃げに乗る。
10位以内を目指す。

学法石川高等学校をスタートしたのは9:15。これから暑くなる予想をしていたが、山の中は思ったよりも暑くなく、時折雨がふる天候となった。
3kmほどのニュートラル後リアルスタートが切られると早速、各チームによるアタックの応酬の展開となり、2周目が終わるまで続いた。3周目に入るとアタック合戦の中から秋丸選手(シマノレーシング)、遠藤選手(イナーメ信濃山形)の2名が集団から飛び出してリード。この2名は程なくして集団に吸収され、カウンターで数名の選手が飛び出し先行してベンジャミン選手(Team UKYO)吉岡選手(那須ブラーゼン)木村選手(シマノレーシング)阿曽選手(キナンサイクリング)の4名が飛び出す。

ランキング上位のベンジャミン選手が入ったこの逃げを、ブリッツェンとマトリックスが中心となって追走する展開となる。LEOMO Bellmareチームは才田選手を中心に集団前方に上がり、チームメイト全員が一塊になって走る。今年の前半戦からレース中にチームで動けるように声をかけていた事が形となって見えてきた。
レースは、逃げ切りの可能性は低いと考えたのか、ベンジャミン選手が逃げ集団からメイン集団に戻り逃げ集団は3名となり、1分23秒の差をつける。
5周回目に入ると、メイン集団はブリッツェンがコントロール。前半から集団前方で逃げる機会を伺っていた中里選手は、6周回目に入るとメイン集団から中島選手(愛三工業レーシング)中村選手(イナーメ信濃山形)中里選手(LEOMO Bellmare)の3名の選手がアタック。
しかし、ブリッツェンのコントロールによって吸収され、集団は人数を減らしながらも塊のまま最終周回へと入る。
中里選手は集団に吸収されてからも、位置取りの為に才田選手と走り、その後ろで古田選手、横塚選手が苦しい展開になる。
最終周回に入ると動きが活性化し、各チームによる攻撃の掛け合いとなった先頭集団は一時は7名になり、才田選手は2名で追走し追いつくも、後ろから追いついてきた集団も一緒になり、大きな集団のままゴールへ。
堀選手(ブリッツェン)がアタックするも、集団に吸収されスプリントになりベンジャミン選手(Team UKYO)が優勝した。
最終コーナーで集団内で落車があり、才田選手が遅れてしまい12位と言う結果になった。

監督から
レースは厳しいコースながらも、チームとしてまとまって走れるようになってきたことは1ステップアップできたことだと思う。
今後のレースでも継続していくと共に、中里選手のような逃げに積極的に動くことや、位置取りをできるようになっていくと、レースを動かせるチームの一員となれることだろう。
古田選手は腰痛を早く治し、持っているポテンシャルを発揮できる状態に。
横塚選手は、集団内での無駄足を使わないよう、トレーニングの中でも積極的に複数名とのトレーニングを入れる。
中里選手は、これを機に後半戦で結果を出せるように。
才田選手は得意なヒルクライム同様、展開のある中で結果を出せる選手に今後の大会を走れることを期待している。

報奨金
才田 25,000
中里 30,000
横塚 15,000 
古田 10,000