28MAY.2021@2021 ツアー・オブ・ジャパン, 第1ステージ 富士山

01-190278841_4080116232068760_4118134909683910098_n

2021 ツアー・オブ・ジャパン, 第1ステージ 富士山
– 富士スピードウェイ西ゲート→東京五輪タイムトライアル周回コース→小山町須走支所→ふじあざみライン –
13.0㎞ x 4周 + 9.4㎞ + 17.4㎞ = 78.8㎞
 


 

【第1ステージ総合順位】
13位 SAITA Naoto +0:04:05
16位 KADOTA Yusuke +0:05:51
40位 NISHIMOTO Kenzaburo +0:17:14
43位 KOBAYASHI Hiroyuki +0:18:19
61位 OBATA Kaoru +0:28:07

 


 

5月28日金曜日、2021 ツアー・オブ・ジャパンの第1ステージ富士山が終了。周回コースまではメイン集団内でレースを進めたチームだったが、ふじあざみラインのつづら折りに向かう約3kmの激坂区間で苦戦。先行する集団から遅れつつも、才田選手が13位、門田選手が16位でフィニッシュ。続いて2人で五合目を目指した西本選手が40位、小林選手が43位。苦しんだ小畑選手でしたが61位でフィニッシュした。

 
 

PHOTO REPORT


 

チームピットでスタートの準備を進める選手達。
00-190990167_4080121902068193_6800656654676598090_n

 
 

周回コースの1周目を通過するメイン集団。LEOMO Bellmare Racing Teamの面々は有力チームの直後にまとまって位置取り。
01-190278841_4080116232068760_4118134909683910098_n

 
 

選手が向かう先は富士山。
02-191621018_4080115595402157_5743551513218322818_n

 
 

富士山の登攀区間の中程、馬返し地点にチーム内先頭で現れた門田選手。
03-190187949_4080115555402161_5518669092980552098_n

04-190833473_4080116948735355_9013792593049983063_n

 
 

門田選手に続いて才田選手が登ってきた。
05-191671312_4080116722068711_2999210905425045046_n

06-190826124_4080116662068717_5876316354388556908_n

 
 

翌日以降のステージのために脚を残しつつ、ペースで登る西本選手(手前)と小林選手(奥)。西本選手は普段EQADSに所属しているが、今回のTOJにはレンタル選手としてLEOMO Bellmare Racing Teamから出場。
07-190057687_4080115885402128_6267738798880562312_n

08-191189410_4080115685402148_3398426072579052910_n

09-191455390_4080115342068849_7210235445322307023_n

 
 

最後に現れたのは小畑選手。多くの選手が蛇行しながら登ってくる中、黙々と回しながら力強く直登してきた。まるで牽引機関車のよう。
10-190221642_4080116512068732_5751946557449717566_n

11-190801252_4080115508735499_2147899813045541585_n

12-190650884_4080115922068791_6913868535042832103_n

 
 

サポート車で登ってきたAKさん、いつも有難うございます。
13-190330822_4080115472068836_6509431733918530377_n

 
 

RIDERS REPORT


 

才田選手:
TOP10に入ることを視野に入れていた。公道レースで人数も少なく、展開も落ち着いていたので無駄足を使うことなくあざみラインへ。周回コースから脚の感覚がいまいち良くなかったので、直登区間でペース走に切り替え、あえて早めに千切れてから、前を拾っていく戦略で。一旦は10位まで上がったが最後の500mでの攻防で遅れて13位。脚の状態が良くない中でなんとかまとめたと言った感じで終えた。

 

小林選手:
この日の役割は登りの得意な才田選手のサポート。朝から良く脚が回って良い感触だった。何度も試走しているコースでもあり、周回コースはチームでまとまって余裕をもって走れていた。周回の緩い登り区間は隊列の横で風を受けながらも位置取りをし、最後にペースが上がった場面でも集団前方でチームがまとまれていたのは良かった。集団のペースが遅かった事もあり、チームメイトとのコミュニケーションも頻繁にできていた。
富士山に入ってからはマイペースで登って翌日以降に備えた。才田選手と門田選手を富士山の登り始めまでトラブルなく送り届けることができたので、チームとしては及第点だったと思う。

 

門田選手:
目標はトップ10入り。逃げがなければ中間スプリントを西本選手と2人で狙っていく。逃げが出来てからのペースはそこまで速くなく、集団も小さいので位置取りは難しくなかった。富士山の登りは自分のパワーゾーンでひたすら耐えるだけといった感じ。馬返しまでは先頭集団の少し後ろに位置取っていたが、そのあとはペースが落ちてしまう。上手くゾーンでコントロールしていれば、もう少し上の順位でゴールできたと思う。

 
 

宮澤監督から


 

第1ステージ。スタートからペースは上がらず、淡々と前を追うレースとなった。チームからは西本選手が逃げに乗る予定だったが、乗ることはできなかった。その後も周回を重ねる中で、ストレスになる動きはなく、決戦のふじあざみラインへと進んで行った。
登り直後からエース才田選手の体調がすぐれず、馬返しからの後半にかける狙いが功を奏し、トップから4分遅れの13位フィニッシュとなった。また、登りが苦手な門田選手もうまくまとめ、悪くはないタイムでゴールができた。
明日はチームが得意としているコースなので、攻めの走りをしていきたい。なによりも天候に恵まれて本当によかった。


 
 

Text: Kensaku SAKAI/FABtroni+camera × P.A.V. and Takashi MIYAZAWA, Edit, Photo&Comment: Kensaku SAKAI/FABtroni+camera × P.A.V., Special Thanks!! Syunsuke FUKUMITSU(Photo)