26SEP.2021@群馬CSCロードレース 9月大会, Day3, JPT #17

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群馬CSCロードレース9月大会 Day3
– 群馬県利根郡みなかみ町/群馬サイクルスポーツセンター –
6.0km/20周回　120.0km
 


 

1位 今村 駿介(TEAM BRIDGESTONE Cycling) 3:03:09 ave39.31km
2位 天野 壮悠(シマノレーシング) +00:00
3位 岡本　隼(愛三工業レーシングチーム) +00:00
4位 香山 飛龍(弱虫ペダルサイクリングチーム) +00:00
5位 ﾎｾ･ﾋﾞｾﾝﾃ･ﾄﾘﾋﾞｵ(マトリックスパワータグ) +00:00
6位 沢田　時(TEAM BRIDGESTONE Cycling) +00:00
…
DNF 小林 弘幸(LEOMO Bellmare Racing Team)
DNF 小畑 郁(LEOMO Bellmare Racing Team)
DNF 才田 直人(LEOMO Bellmare Racing Team)

 

 

群馬3連戦の最終日は雨の中の120km。Jプロツアー第17戦となる「群馬CSCロードレース9月大会 Day3」として群馬県みなかみ町の群馬サイクルスポーツセンターを舞台に開催された。LEOMO Bellmare Racing Teamからは才田・小畑・小林選手の3選手が出場。今季としては久しぶりの正回り(時計回り)でのレースとなった。

 

最終日は朝からシトシトと降り続く雨の中でのレース。雨脚が強まる時間帯もあり、一時はモヤで前が全く見えなくなる場面もあり、冷え込みによる体温低下も相まって、選手にとっては非常に厳しい環境下でのレースとなった。
この日も序盤の2周目付近で逃げが形成される。逃げ集団を構成する11名の選手のうち、入部選手と香山選手の弱虫ペダルサイクリングチームにJCF強化指定選抜チームで走る織田聖選手が加わった合同チームのような3名が逃げ集団の先頭に立ち、泳がされているというというよりも逃げ切りを目指した走りを見せる。一方のメイン集団は3日間を通してTEAM BRIDGESTONE Cyclingがコントロール。この2集団の攻防は最終周回まで続き、バックストレートに最初に現れたのは入部選手と織田選手の2名。追いすがる集団との差は十分にあるように見えたが、フィニッシュラインの先に現れたのはスプリント状態の集団。
このスプリントをTEAM BRIDGESTONE Cyclingの今村選手が制し、群馬3連戦では初日に続く2勝目、今季3勝目を上げた。

 

LEOMO Bellamre Racing Teamの3名は、まず1周目終了時に才田選手が離脱。小畑選手も2周目付近でメイン集団から離れてしまって5周目付近でのDNF。好調な走りを見せていた小林選手も7周目で低体温症の症状でDNFとなった。

 
 

PHOTO REPORT

 

群馬3連戦の最終日は雨のレースとなった。
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スタッフ陣も完全装備でサポートへ。
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今季の群馬は逆回り(反時計回り)が続いていたので、久しぶりの広いスタートラインからレースがスタートした。
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降りしきる雨の中、スタートしていくLEOMO Bellmare Racing Teamの小林選手と才田選手。
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トラブル回避で1周でテントに戻ってきた才田選手。
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小畑選手も集団後方でのレースに。
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唯一残った小林選手も低体温症の症状で7周目付近でレースを降りた。
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3日間お疲れさまでした。
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RIDERS REPORT

 

才田選手:
過去2日間の疲労はあるものの、スタートすればどう転ぶかはわからないのでローラーでしっかりアップ。かなり寒いのでレインジャケットを着て出走。
スタートは安全にと思っていたが、前は活発に動く一方、後ろは自分を含め安全策やビビっている人で中切れが多く、最後尾の自分には厳しかった。集団から遅れて体が冷える前にすぐDNF。トラブルなく帰ってこれたので良しとします。

 

小畑選手:
初日リタイヤ、2日目完走と2日間で距離にして100kmほどしか走っていないので疲れはそこまで無いかと。もともと寒さや雨などのバッドコンディションに強いはずなのでペースが落ち着くまで我慢できればチャンスがあるかもと思いスタート準備しました。
スタートには前列に並びスタート。一本目の心臓破りまで難なく走ってバックストレートへ、そのまま2周目に入りリフト坂で少しポジション下げてしまい、そのポジションで心臓破りに。集団が伸びている中、後方で心臓破りに入り集団に付き切れずに遅れる。自分としては疲れてないつもりでも、体の動きが良くなく我慢が全然できなかった…その後、追い付いてきた5名程で3周回ほどして赤旗終了でした。
次のレースまでにもうすこしペースパワーと高強度への対応力を戻したい。レースは寒さ対策が出来ていた選手、寒さに強い選手には苦もなく走れそうな展開。そんなタフさを取り戻したい。

 

小林選手:
7周目終了時にDNF。朝から雨で集団で走るのはストレスが大きいと思い、逃げにチャレンジすることを目標にスタートした。スタート直後、いつも番手を上げている下り区間で雨にビビってもたついているうちに逃げが出来てしまう。完全に後手を踏んだ。
追走の動きやマリノさんがブリッジをかけたシーン、自分もその近くにはいたが、集団に埋もれてしまい反応できなかった。集団が止まってからは急激に体感気温が下がって身体が震え始めた。補給を食べたり指先を動かしたりして数周耐えたが、下りで寒さの限界を感じたのでレース折り返しを前にレースを降りた。
今日最大の反省点は雨のマスドスタートなのにも関わらず、並ぶのが遅く、集団後方からのスタートになってしまったこと。雨の日で準備するものが多いのに晴れの日と同じタイムスケジュールで行動したのが原因。今後は雨で行動が鈍ることも考慮に入れて早め早めの行動を心がけたい。
群馬3連戦は今日を除けば成長を感じられる良い内容だったと思う。全日本までの3週間、ハードに練習して良い結果で今年を締めくくりたい。

 
 

宮澤監督から

 

※宮澤監督不在のため、監督コメントなし

 
 

Text: Kensaku SAKAI/FABtroni+camera × P.A.V. and Takashi MIYAZAWA, Edit, Photo&Comment: Kensaku SAKAI/FABtroni+camera × P.A.V.