湾岸クリテリウム
湾岸クリテリウム – JPT第11戦 – クリテリウム42km
結果
1位 ジョン・アベラストリ (Team UKYO)
2位 阿部 嵩之 (宇都宮ブリッツェン)
3位 鈴木譲 (愛三工業)
4位 グアルディオラ・サルバドール(Team UKYO)
5位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン)
16位 宮澤崇史 (LEOMO Bellmare)
27位 中里仁 (LEOMO Bellmare)
予選
1組目の横塚選手は、前半から集団中盤に位置を取り、レースを進める。
宮澤監督から前に上がるよう指示が出て、一旦は前に上がるものの、集団のペースが変わると集団中段に下がってしまう動きが繰り返される。
逃げが決まった後ろの集団で最終周回に上がったペースの中、集団中盤でそのままゴールし、予選敗退。
2組目は中里選手、小清水選手が出場。
中里選手は序盤から逃げ、集団に吸収されるもゴールスプリントで13位に入り決勝へ。
小清水選手は途中リタイアとなった。
3組目
才田選手、古田選手、宮澤監督の3名。
才田選手はスタートでペダルが入らず、集団後方へ下がってしまう。
古田選手、宮澤が集団前方でポジションをキープし、後半前へポジションをあげた才田選手がアタックを試みるも、逃げれず、古田選手と宮澤がスプリントへ。
宮澤が8位通過、古田選手は13位に残れず敗退。
決勝
中里選手、宮澤監督がエントリー。
8名を決勝に残したTeam UKYOがコントロールする集団は常に一定ペースで進む。
JPTリーダーのmatrixは人数が少ないため、その後ろをブリッツェンと位置取りを繰り返しながら進む。
残り4周からブリッツェンが集団前方へ上がり、全体的に緊張感とペースが上がる。
宮澤も中里選手と常に良いポジションをキープしながら前へ前へとポジションをあげる。
残り3周、最終コーナーで落車がありニュートラルストップ。
このニュートラルストップには賛否両論あるが、レースの展開自体が変わってしまう事が選手にとって大きな問題。主催者側は、事故の大きさでレースを止めた状態となった。
残り3周ではレースにならないことと、また事故が起こる危険性を含んでおり、選手側からの要望で残り5周に変更してもらいレースが再スタートとなる。
それまで集団後方で切れそうだった選手も前に上がってくるので、集団はコーナーでの位置取りが激しくなり、再落車の危険性が高まるもなんとか無事にゴール。
最後は中里選手と位置取りで離れてしまい、結果を残すことができなかった。
宮澤監督から
決勝に上がれなかった選手たちは、位置取りや、クリテリウム独特の足の使い方が不得意だが、こうしたレースの中で積極的に前へ前へ走ることで、結果リタイアだったとしても何かを掴むレースをしてほしい。集団の中で埋もれて終わってしまっては、何も得ないレースになってしまうと感じている。
中里選手は得意なクリテリウムだが、予選の積極的な走りは非常に良いレースだった。
決勝は予選の走りが響き、最終ペースが上がった時点で力がなかったのが残念。決勝で結果を出せる走りに今後期待している。
次回みやだヒルクライムでは、才田選手、クリテリウムでは中里選手がエースとなって走ります。