31JUL.-01AUG.2021@第55回JBCF西日本トラック
第55回JBCF西日本トラック
– ⼤阪府岸和⽥市/岸和田競輪場(周⻑:400m) –
– 男子ジュニア・ユース3kmインディヴィデュアルパーシュート 決勝
2位 世古 眞太郎(LEOMO Bellmare Racing Team) 3分38秒650
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男子オムニアム
10位 世古 眞太郎(LEOMO Bellmare Racing Team) 68ポイント
7月31日から8月1日にかけて⼤阪府岸和⽥市の岸和田競輪場(周⻑:400m)で開催された第55回JBCF西日本トラックに、LEOMO Bellmare Racing Teamから世古 眞太郎選手が参加。男子ジュニア・ユース3kmインディヴィデュアルパーシュートと男子オムニアムに出場した。
男子ジュニア・ユース3kmインディヴィデュアルパーシュートでは、3分38秒650の記録で2位表彰台を獲得。男子オムニアムでは第1レースのスクラッチ種目で12位、続く第2レースのテンポ種目でもポイントを獲得して8位タイ、第3レースのエリミネーション種目では残り9名まで粘って7位まで順位を上げる。最終種目となる第4レースのポイントレースでは、ポイントを伸ばすことが出来ず、最終順位10位で競技を終えた。
PHOTO REPORT
RIDERS REPORT
世古選手:
1日目 個人追い抜き
スタートは上手くいきました。28秒で周る設定でいたところ、2周目で27秒で速すぎと判断。落とした結果、4周目で29秒となって落としすぎました。5週目以降修正して28秒台でゴールまで走りました。3-4周目あたりのペースダウンがかなりロスになってしまいました。フォームは時々頭が上がってエアロフォームが崩れた時がありました。今回、自分は向かい風スタートで速度に乗せる場所が追い風だったので、速度に乗せやすく、1位の選手はその逆だったので差はあると思います。ペース配分・フォームなどで受ける影響を無くせばもっとタイムは縮められると思いました。
2日目 オムニアム
スクラッチ予選: 脚をできる限り消耗しないようにするため、予選落ちしないように走る事を意識しました。予選は通過しましたが、レースの途中結構無駄な動きが多かったので、もっと脚を使わないよう考えて走るようにします(スクラッチ本戦、テンポレース、ポイントレースそれぞれ出来ていなかったので同じ事が言えます)。
スクラッチ本戦: 位置取り、レース展開の反応は良かったのですが、反応したのはよいものの、追い付けずつき切れしてしまい、脚を消耗する原因になりました。瞬発力が足りないのでもっと鍛えて反応できるようにします(踏むタイミングが遅い、反応してから踏み始めまでの時間をもっと短くする、何回も同じ状態になったのでもっと脚の残量も考える)。
テンポレース: アタックに反応してついていく事はできたが、もっと脚の残量と、反応すべきタイミングを考えて走らないと脚を消耗する悪循環になります。終盤に5人の逃げ集団ができました。それに自分はポイントを獲得していなかったので絶対付かないといけないと判断し、付きました。ラスト3周切った時で集団が崩れたタイミングで単独でポイントを獲得してゴールまで走ることにしました。単独で1位通過した後、最終周のバックで1人に追い抜かれ、ゴール前でもう1人追い上げてきた選手にギリギリ捲られ、3着でゴールしました。最後の展開は良かったと思います。これをもっと自分で意識的にできるようにしたいです。
エリミネーション: レース前に監督に言われた指導通り、アウトから捲ってきた選手の後ろについて前に上がるという動作は上手くいきましたが、終盤にミスで真ん中に埋れてしまい、身動きが取れずエリミネートしてしまいました。この時もう少し位置取りをしっかりしていれば後2、3人は行けたと思います。接触等も何回もありましたが負けずに位置をキープできたのは良かったと思います。
ポイントレース: マークする選手を考えて脚をなるべく消耗しないようにするのと、交代で上に上がってその選手の位置を確認する事を意識しました。マークは岡本選手とキナンの選手2名を主にしていました。しかし、動きを読むことが出来ず、上バンに行ったり中バンにいったり前に行きすぎたりと、無駄な動きが多かったと思います。4名の逃げ集団が出来たタイミングで自分がその集団に反応出来なかった損害もかなり大きいと思います。逃げ集団がいる間、メイン集団では先頭通過しないとポイントが貰えないため、激しい争いになり脚を消耗しました。中盤以降、腹痛と吐き気とともに脚もかなり消耗しており、ゴール争いにも加われませんでした。ここは今後もっと気をつけて走ります。
Text: Kensaku SAKAI/FABtroni+camera × P.A.V. and Takashi MIYAZAWA, Edit, Photo&Comment: Kensaku SAKAI/FABtroni+camera × P.A.V.