20OCT.2018@2018 JAPAN CUP CYCLE ROAD RACE in UTSUNOMIYA

20181020@JAPANCUP(LEOMO)-31

2018 JAPAN CUP CYCLE ROAD RACE in UTSUNOMIYA
– 宇都宮市森林公園周回コース –
10.4㎞/7周 72.1km


 

1位 米谷 隆志(LEOMO Bellmare Racing Team) 1:54:09 av37.80km
2位 冨尾 大地(鹿屋体育大学) +00:47
3位 前田 公平(弱虫ペダルサイクリングチーム) +00:47
4位 佐野 千尋(イナーメ信濃山形) +00:49
5位 才田 直人(LEOMO Bellmare Racing Team) +02:34
6位 重満 丈(鹿屋体育大学) +02:41

16位 小嶋 渓円(LEOMO Bellmare Racing Team) +02:41

 


 

昨年は雨の宇都宮。レースから戻って来た選手達はまるでシクロクロスを走り終えたかのように真っ黒な顔をしていた。ただ表情は満面の笑み。2016年の才田選手の優勝に続き、昨年は元チームメイトの横塚選手(現TeamUKYO)が2連覇を達成した笑顔だった。
今年は晴れのレース。普段参戦しているJプロツアーのトップチームは翌日の本戦に出場するため、LEOMO Bellmare Racing Teamとしては勝ちを狙えるレース。そして3連覇がかかるディフェンディングチャンピオンとしては勝たねばならないレースとなる。そのプレッシャーを一手に引き受けたのが米谷選手。チーム内外から多くの「今年は米谷でしょ?」という声を受けつつ、Jプロツアー後半戦の好調さを保って宇都宮にやってきた。
その米谷選手はレース開始直後から積極的な動きを見せる。1周回目から集団先頭で動き、3周回目からは逃げ集団を自ら形成・コントロールして最終周回を迎えた。多くの観客が見守るフィニッシュライン。登り基調のストレートの先に最初に見えたのは黄色いヘルメットの小柄な選手。最終周回の古賀志麓からアタックをかけて逃げ集団を崩壊させ、そのまま単独で1周を回って帰ってきた米谷選手がチームに3年連続の勝利をもたらした瞬間だった。
さて、今回もメインのレースレポートはチームのエース・ライター米谷選手のレポートでお届けします。スタートからフィニッシュまで詳細なレース展開を米谷選手の考え方や心理状態と合わせてお読み下さい。

 

去年横塚さんが勝つのを目の前で見て、今年の大きな目標にしていたレースの1つ。

 

自分でも勝ちたいと言っていたし、周囲からも次はお前だと何度も言われた。プレッシャーは大きかったが、南魚沼で今期のJプロツアーが終わって切れそうになる気持ちをその緊張感が繋いでくれた。南魚沼が終わってから少しだけ右膝に違和感があったので、練習量は控えめに、疲労を溜めずに当日を迎えることを優先した。当日まで膝に問題は起こらず、無事レースを迎えられた。今期のJプロツアーでの走りの感触と今回の出場メンバーから普段の実力さえ出せれば最有力の1人として走れると思えたものの、一方で普段同じレースを走らない選手も多くいるので不安は大きかった。

 

自分が勝つためには最後の古賀志を下ってタイム差のある単独である必要があり、かつ後ろに集団での追走能力がない状態なら理想。そのためには最終周回に5名程度のできればルーラー系選手主体の小集団でメインとある程度タイム差をもって入り、古賀志で全員バラバラにしながら自分が単独抜け出せればベスト。そのためには残り2周に入るまでの平坦か緩斜面区間でレースを決定付ける逃げを作る必要があり、残り2周までの展開もタフなレースにしておいて集団をある程度疲れさせておかなければいけないと考えた。
となると、やらなければいけない事は序盤の動きで各チームの思惑を確認し、その上で去年のような緩い展開にならないように誘導すること。終盤にチームとして機能するだろうと考えたのは、LEOMO Bellmare Racing Team、次に弱虫ペダルサイクリングチーム、鹿屋体育大、京都産業大。そしてイナーメ信濃山形も不気味。個人として警戒すべき選手は多くいたが、タフな状況から古賀志での力勝負に持ち込めば勝てると思えた。

 

レース前、才田さんと小嶋には、タフな展開にしたい事と残り2周ぐらいには抜け出したい事は伝えた。晴れていたので小嶋とSBC鳥倉と実走でアップし、2列目に並んでスタートした。

 

1周回目。最初の古賀志から何名かが抜け出していくが、まず決まらないので放置。下りで吸収したところで鹿屋大がカウンターをかけたので反応、もう1名が追いついてきて3人に。鹿屋大は協力的だがもう1名が回らず、田野町交差点からS/F地点までの登りをイーブンで登っていると2名とも離れた。

 

2周回目。まだ集団まで距離があったためそのまま先行してブリッジを待っていると、鹿屋大と南大隅高が2名で追いついてきた。ローテを回しながら2回目の古賀志に入ったが、南大隅高がペースに耐えられず脱落。集団が活性化しているのをつづら折りで確認し、しばらくすると前田選手(弱虫ペダル)と野本選手(明治大)が合流、集団はまだ後ろ。ここまででマークしたチームのうち鹿屋大と弱虫ペダルに逃げる意思があることを確認できた。下ってからのローテもスムーズに回ったが、これも田野町交差点の先で吸収された。追いついてきた集団は20人弱でこの中にLEOMOは居なかった。ただ全体的に疲弊しているように見えたので、次の一発は決定的になる可能性があると感じた。一度集団の後ろまで下がって全員の様子を見て、じわじわ上がっていってそのままアタック。しばらく単独になったが、やはり前田選手と鹿屋大の選手が追いついてきて3名に。ローテしながら逃げ、20秒ほどの差をもって古賀志に入った。

 

3周回目の古賀志は、後続でブリッジがかかっているのを確認しながら3名でペースを合わせて登り、テクニックのある前田選手を先頭に下った。登り途中で鹿屋大の選手が冨尾君なのを知り、このメンバーと所属チームから逃げ切りの可能性も考えはじめた。最悪、自分に余裕のない状態で捕まっても才田さんと小嶋は集団で休めているはずで、チームとして損にはならない。下りきりで佐野選手(イナーメ)が単独で合流。まずは4名で逃げるべく声をかけて意思統一を図り、協調してローテを回すとタイム差が1分を越えた。

 

4周回目の古賀志。佐野選手が明らかに速いペースで登っていくので、タイム差と状況からそんなに焦らなくて良い事、登りよりも下りと平坦をしっかり踏んでタイム差をキープする方が良い事を伝えて協調を促した。集団の動き次第では吸収の可能性もあり、次の展開を見越して余力を残しながら逃げた。南魚沼での反省を生かして、引き過ぎない、なるべく風を受けない事を強く意識した。逃げグループの中で積極的にコミュニケーションを取り、状況や認識を共有しながら良い雰囲気を作った。この4名の中では明らかに自分に一番余裕があった。冨尾選手と前田選手が比較的長引きしており、タイム差を見ても自分がこれ以上長く引く必要はないと考え、補給を取りながら足を休めつつこなしていく。スプリント賞は認識していたが、重要視していなかったので一切対応しなかった。メイン集団とのタイム差はじりじり開き、組織化もされていないであろう事が推測できたため、5周回目を終えるころにはほぼ逃げ切れる事を確信。前田選手も集団内の織田選手ではなく自分で勝負する方針に切り替えたようだった。少しペースを上げてローテしていき逃げを確定させた。

 

6周回目の古賀志で3名の様子を見た。佐野選手はかなり苦しそう、冨尾選手も急勾配は重そう。一番余裕があるのは前田選手だが、3分踏めばまず振り切れると思えたので最終周回の古賀志勝負に決めた。この周回の田野町交差点の先でのタイム差が2分を越え、勝負はこの4名に絞られた。S/F地点までの登りを脚を貯めながらこなしていく。

 

最終周回に入るフィニッシュラインの先の登り切りで様子見に踏んだ。2名は予想通り反応できずにいったん車間が開いたが、前田選手はすぐ対応してきた。古賀志で単独抜け出す事はできるだろうが、下り終わったあとに1対3の構図にしない事が重要だった。そのため、最初に30秒程度踏んで冨尾選手と佐野選手を切り離して前田選手とのマッチアップ状態になり、その後でさらに前田選手を千切って1対1対2の構図にする作戦を選択。

 

結果、狙い通りにまず前田選手との2名の状況になり、さらに中腹で単独になってかなりのタイム差をもって頂上を越えた。下りでテクニックのある前田選手が追い付いてこないか心配だったが、転ばないよう焦らずに下り、その先でタイム差25秒と伝えられた。

 

自分に一番余裕があり、前田選手と佐野選手はJプロツアーの渡良瀬タイムトライアルで自分より上位には居なかったはずなのでこの差なら追い付かれる事はない。冨尾選手も平坦は速いけれど登りで一番後ろになるはずなので前田選手と佐野選手に追い付くまでに時間がかかると考えて逃げ切りを信じて踏み続けた。実際は下り切りで前田選手と佐野選手がまとまり、その約15秒後方に冨尾選手という予想とは違う構図になっており、その状況は把握していなかったが、少なくとも下り切りからの3対1を回避することには成功していた。

 

田野町交差点の先で20秒と知らされ、その後はタイム差が分からなくなったが、最終コーナーまで振り返らなかった。振り返っても誰もおらず、勝利を確信し、ゴールした。メイン集団の先頭も才田さんが獲り、LEOMOとしての3連覇とともに1位と5位を確保した。

 

今回に関してはレース中の反省すべき点をすぐには見つけられない。逃げを決めるまで自分で動き過ぎたのは間違いない。しかし、常に余裕を感じていたし、序盤2周を密度の高い展開にする事で強さと展開力のある選手だけが逃げられる状況にできた。普段のJプロツアーでその役割を担うのはマトリックスやブリッツェンといった有力チームだが、今回は立場が逆で自分達がレースを作らなければいけない立場だったので、必要な労力だったとも思う。ただ、途中で弱虫ペダルや鹿屋大と交渉してタフな序盤をつくる段階から協調できれば、さらに楽ができた可能性はある。結局のところ力業で展開を作っただけので、レースのレベルが上がると通用しないだろう。よりうまく周囲を使う必要がある。

 

とはいえ、今回は2年間LEOMOで走ってきた経験を目一杯生かしてレースができたと思う。特に今シーズンの経験は大いに生きた。やいた片岡・秋吉台・南魚沼の経験から、3分前後の登りではJプロツアーでも上位にいると感じたので、古賀志勝負を前提に戦略を立てられた。やいた片岡での才田さんの動き方から、ルーラー系選手と逃げて登りで振り切るという戦略が発想できた。石川での才田さんの動きからは、人数で勝負する抜け出し方を理解し、実践できた。やいた片岡・秋吉台・南魚沼と勝ち逃げに乗った3回の経験から、勝負を分ける逃げが出来る時の流れと空気感を掴めてきたので、どうすれば自分からそれを作ることができるのかを考えられた。一方で、去年の秋吉台や今年の南魚沼の逃げでの失敗から、なるべく力を使わずに逃げ続け、冷静に体力を温存しながら最終局面に備えることができた。タイムトライアルの成績から、このメンバーで独走に持ち込めば1対1なら逃げ切るチャンスは大いにあると思えた。何より秋吉台の結果から、スタートからアグレッシブに動いても最後まで展開できると思えた。

 

これらの経験から、これまでレースをする上で決定的に足りなかった「自分の能力に対する自信」をレースの中で養うことができ、それを土台にレースの流れ、特に終盤の展開を明確にイメージできていた事が優勝に繋がったと思う。過去ロードレースで優勝した事は2回しかない。それも1回は初めて出場したレース、修善寺を2周したら全員居なくなっただけ。2回目は実業団E1の広島で2名逃げの最終コーナーでもう一人が落車するというラッキーなものだった。なので正直なところ、ロードレースを真っ当に走って勝つ自信をあまり持てなかった。そんな中で今回のほぼ完璧とも思える勝利は、今後の糧として大きな価値があると思う。最高の形でシーズンを締めくくることが出来て本当に嬉しい。

 

今年の重要なレースはこれで終了。少し休んで心身を切り替え、今シーズンの内容を改めて検討し、課題を明確にして冬のトレーニングに臨みたい。今シーズンも応援やサポートをありがとうございました。

 

才田選手レポート:
南魚沼で今年のJプロツアーが終了し、強度の高い練習をしていないからか、いつも以上にかかりが悪かった。1回目の登りを集団後方で終えた時は自分の今年のJAPAN CUPが終わったかと思った。すでに米谷が逃げを打ち始めていていたので、実質終わっていたようなものだが…。3周目辺りで落ち着いてメイン集団内を観察。少人数で逃げている米谷の脅威になりそうな選手が集団内に残っているのを確認したので、米谷に逃げ切ってもらうことを念頭に、登りで行きたい人にチェックを入れたり、脚がある選手を単独で行かせては帰ってくるように集団をコントロールしたりと意識しながら距離を消化。最終周回、米谷の逃げ切りが決まり、集団の頭を取れば5位ということで残り3km位でアタック。ゴールまで逃げ切って5位。米谷は優勝。チームにとって3年連続の優勝、その3名が皆違う選手というのが良いなぁと思う。

 

小嶋選手レポート:
水曜日に乗った時から脚が重く、調子はあまり良くなかった。1周目の登りから辛く、ポジションをズルズルと落としながら登った。下りが終わり平坦で追いついた。そこで米谷さんがアタックしているのを確認。自分は辛くて何も動けなかった。2-3周までは辛い状況が続いて1周目と同じ感じで登りで遅れては平坦で追いつくの繰り返しだった。4周目からやっと脚の感触が良くなり、登り口でしっかりと前で入り、頂上までを10番手以内で通過したので平坦でやっと休めるようになった。集団ではどのチームも組織的に動いておらず、米谷さんを含む逃げ集団との差も縮まらなかった。最終周回も5番手で登りを通過。平坦で才田さんがアタックをしたので自分はその追走を潰した。ラスト3kmで集団が緩んだのでアタック。脚的には余裕があったが50mで集団に捕まってゴール。
調子が悪く前半の動きに全く対応できなかったのがダメだった。今回は逃げがそのまま逃げ切ったが、Jプロツアーのやいた片岡の時のように最終周回の登りで有力勢がアタックをしたら、自分は反応できなかったと思う。今年1年、肝心なところで動けないのが多かったのでオフの期間で弱い部分を克服し、来期のレースに備えたい。

 


 

宮澤監督から
 
トップのレースではないので、チームとしての遠征ではないレースという位置付け。だが、チームとしては2連勝しているので、積極的に動いて結果として3勝目を手に入れられれば良いね。という話をしていた。体調が良かったが、南魚沼では風邪で思ったようにはしれなかった米谷、急に体調不良を起こした才田、最後までいけたが、最終周回で遅れてしまった小嶋。それぞれが積極的な走りをする中でチャンスを作って欲しいと思っていた。
レースは前半から積極的に米谷が動き、メンバーも悪くない。残り2周あたりでもう逃げ切りは決まったと思った。積極的に動いた終盤でしっかりと力を溜めて、最終周回の古賀志でアタックが決められたのは流石。今回は普段走っている強い選手も居ないので、当然といえば当然だが、レースは勝った選手が強いわけで楽なレースは無い。勝てるレースでしっかりと勝てたし、勝ち方も良かった。
昨年までは賞金を出していたが、もう勝てて当然のレースなのでボーナスは3万円とする。みんなの忘年会費の足しにしてください。
才田も初めからエンジンが掛からない走りを来年には克服することが課題。最後に集団から抜け出してゴールできたのは良い走りだと思う。

 

米谷・才田・小嶋みんなで ¥30,000

 


 
 
 

PHOTO OF THE DAY: 最終周回に入る直前の米谷選手。既に勝利を確信しているかのような笑顔で通り過ぎて行く…実際は前を行く前田選手と「これは逃げ切れるね」と話していた瞬間の(笑)。
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PHOTO REPORT

 

レース前の3選手…みんな笑顔で調子は良さそう。
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1周回目の古賀志に入ってくる集団。
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集団から先行して追走を待つ米谷選手…後ろに追ってくる前田選手(弱虫ペダルサイクリングチーム)が見える。
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メイン集団の後方で古賀志を登る才田選手…ちょうどこの頃「このレース終わった」と思っていたに違い。
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米谷選手により形成された逃げ集団。後続集団の前方には小嶋選手の姿が見える。
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佐野選手(イナーメ信濃山形)が追い付いて4名となった逃げ集団。米谷選手が積極的に前に出て牽いていく。
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メイン集団内の才田選手と小嶋選手は追走の動きを封じ込める。
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残り2周回に入ろうとする逃げ集団。米谷選手は後方で脚を貯める。
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追走するメイン集団も人数が絞られてきたが、小嶋選手と才田選手はしっかり集団内をキープ。
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最終周回に入る米谷選手。逃げ切りは決まり、後はこの4名の勝負。
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最終周回の古賀志の麓からアタックをかけ、逃げ集団を崩壊させて単独でフィニッシュラインに戻って来たの米谷選手。LEOMO Bellmare Racing Teamに3年連続の勝利をもたらした。
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米谷選手の笑顔を撮っていると…
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…追走集団から抜け出した才田選手が5位で戻って来た。
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レース後の選手達。小嶋選手も追走集団の先頭を獲ろうと早めの抜け出しを図ったが、フィニッシュライン間際で集団に飲み込まれてしまい16位でフィニッシュ。逃げ切れていれば6位が獲れた…
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表彰台に向かう2人。
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表彰式…米谷選手以上に満面の笑みだった才田選手が印象的。
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おめでとう&お疲れ様でした!!今シーズン後半戦で米谷選手は本当に強く成長した。小嶋選手と岩瀬選手にも続いて欲しいと思う。
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Text: Kensaku SAKAI/FABtroni+camera and Takashi MIYAZAWA, Edit, Photo&Comment: Kensaku SAKAI/FABtroni+camera