20Mar.2022@第1回Jatco富士山サイクルロードレース 三菱地所富士クリテリウムチャンピオンシップ 第2日目決勝

LEOMO1_20220320@FUJI-Criterium-33

第1回Jatco富士山サイクルロードレース
三菱地所 富士クリテリウムチャンピオンシップ第2日目決勝
– 静岡県富士市/富士市役所前特設周回コース –
1.8km/10周回 18km(男子ジュニア+U17決勝)
1.8km/30周回 54km(富士クリテリウムチャンピオンシップ決勝)

 


 

[男子ジュニア+U17]
1位 北川 魁之介(LEOMO Bellmare Racing Team) 27:36
2位 知名 透真  +00:00
3位 中尾 涼介(フォアライン) +00:00
4位 夏目 天斗  +00:01
5位 望月 蓮( Avenir Yamanashi Yamanakako) +00:02
6位 志方 春輝(甲府工業高校) +00:04
 
[富士クリテリウムチャンピオンシップ決勝レース]
1位 岡本 隼(愛三工業レーシングチーム) 1:16:35 ave42.29km
2位 窪木 一茂(チームブリヂストンサイクリング) +00:01
3位 中川 拳(愛三工業レーシングチーム) +00:01
4位 ⼩野寺 玲(宇都宮ブリッツェン) +00:01
5位 今村 駿介(チームブリヂストンサイクリング) +00:01
6位 レオネル・キンテロ(マトリックスパワータグ) +00:01

40位 小畑 郁(LEOMO Bellmare Racing Team) +00:11

 


 

2022年3月19日と20日の2日間にかけて開催された「第1回Jatco富士山サイクルロードレース・三菱地所 富士クリテリウムチャンピオンシップ」の2日目は決勝レース。午前中に開催された男子ジュニア+U17決勝レースには新規加入の高校生レーサー北川選手、そして午後の富士クリテリウムチャンピオンシップ決勝レースには前日の予選を24位で通過した小畑選手が出場した。

 

男子ジュニア+U17決勝レースでは、スタートから終始集団前方に位置し、アタックなどの動きに上手く対応しながら周回を重ねた北川選手が最終周回にロングスプリント。そのまま先頭でフィニッシュラインを超えて見事優勝を飾った。また、富士クリテリウムチャンピオンシップ決勝レースに出場した小畑選手は終始集団内での展開に。単騎での戦いということもあり、攻めの走りを見せる機会もなかなか得られなかったが、終盤数周回の強烈なペースアップにも耐え抜いて40位完走でレースを終えた。

 
 

PHOTO REPORT


 

男子ジュニア+U17決勝レースのスタートライン。
LEOMO1_20220320@FUJI-Criterium-5

 
 

男子ジュニア+U17決勝レースは10周18kmのスプリントレースとなった。
LEOMO1_20220320@FUJI-Criterium-11

 
 

終始集団前方に位置取り、アタックに反応しつつ、自らも動く場面を見せた北川選手。
LEOMO1_20220320@FUJI-Criterium-18

LEOMO1_20220320@FUJI-Criterium-30

 
 

富士市の工場煙突を背景にジュニアの集団が進んでいく。
LEOMO1_20220320@FUJI-Criterium-37

 
 

レースを終えた北川選手、ポディウムの真ん中に立つ。
LEOMO1_20220320@FUJI-Criterium-42

LEOMO1_20220320@FUJI-Criterium-47

 
 
 


 

富士クリテリウムチャンピオンシップ決勝レースのスタートライン。
LEOMO2_20220320@FUJI-Criterium-3

 
 

序盤から先頭が見える位置取りでチャンスを狙う小畑選手。
LEOMO2_20220320@FUJI-Criterium-9

 
 

周囲の動きをチェックしつつ、強豪選手たちと肩を並べて周回を重ねていく。
LEOMO2_20220320@FUJI-Criterium-6

LEOMO2_20220320@FUJI-Criterium-10

 
 

歩道橋の上から決勝レースの集団を望む。日差しがあるものの雲も多く、富士山を顔を出したのはレースが終わった夕方だった。
LEOMO2_20220320@FUJI-Criterium-15

LEOMO2_20220320@FUJI-Criterium-13

 
 

単騎での戦いということもあり、攻めの走りを見せる機会もなかなか得られなかった。
LEOMO2_20220320@FUJI-Criterium-18

 
 

残り数周に入ると、チームブリヂストン勢が逃げの吸収に動いた。強烈なペースアップになんとか耐える小畑選手。
LEOMO2_20220320@FUJI-Criterium-22

LEOMO2_20220320@FUJI-Criterium-23

 
 

レースを終えた小畑選手。
LEOMO2_20220320@FUJI-Criterium-24

 
 

RIDERS REPORT


 

小畑選手:
各カテゴーリーからの予選上がり25名×3の75名出走、人数多い!それも予選通過してるので足もみんな揃ってるはずと、ちょっと脚力的に心配な自分30周のインターバルにもどこまで対応できるか?レースプランは1人なので出来ることは限られているという事で。
1)メチャ足を貯めてロングスプリントなどで抜け出て見せ場をつくる。
2)途中の逃げにチャレンジ。
結果としてはどちらも出来ずでしたが。。。
最初の勢いのある集団からのエスケープは各チーム選手が試みていましたが容認されず。比較的出入りの激しい周回で進み、中盤ちょっと中弛みしてからのアタックで10人程の逃げ集団が成立しました。自分はスタートから3周ほどで一度前まで上がりポジションキープしようと試みましたが元気な学生、コントロールするための他チームの動き激しく途中まあまあ足を使いながら集団の中にいる感じになってしまいました。すこし重い体でUターンの折り返しを繰り返していてどこかで足が止まらないかという心配もすこし。
ゴールを纏めたいチームの力が強く、ラスト5周を切る頃には逃げ集団を射程圏内に。スピードも比較的高速化。自分はその中でもポジション上げて最終集団と思いましたが、その為に緩く足を使ったつもりが最終コーナーを立ち上がった後のペースに対応出来ず安全に所で雪崩込み流してゴールになりました。
後半の動きの落ちは準備が足りないだけでなく、レース終局に向けてジェルを取るなどが出来なかったのでエネルギー不足もあったのかと思います。そういう意味でも余裕がすこし無かったのだろうと反省点です。シーズンがスタートしましたが、準備不足を感じる結果になってます。これからのレースに向けて少しでも準備対策をして臨みたいと思います。サポート応援ありがとうございました。

 

北川選手:
作戦としては、他の選手がきつくなっているときに先頭に出てペースをあげてダメージを与える、逃げが決まりそうならその逃げに乗って逃げ切りを狙う、最後はスプリント勝負で勝つというようなことを考えていた。
レースはアタックが多く終始激しい展開だった。その中で、自分はレース序盤に3回ほど作戦通りのペースアップを行った。自分の2回目のペースアップの直後1名勢いよく飛び出した選手がいたのでブリッジを試みたものの集団を引き連れていってしまい失敗。中盤は少し心拍数があがり気味だったので、集団に潜って脚をためた。残り2周になったとき集団のやや後方にいたので、残り1周までに集団の5番手くらいまで位置ををあげた。残り1㎞を切ったあたりで集団のペースが急激に緩んだ。スプリント勝負に持ち込む作戦だったが、展開的にチャンスだと思ったのでロングスパートをかけた。そのまま最終コーナーを先頭で曲がり、後続に追い上げられたが逃げ切ることができた。

 
 

宮澤監督から


 

※後日掲載予定

 
 

Text: Kensaku SAKAI/FABtroni+camera × P.A.V. and Takashi MIYAZAWA, Edit, Photo&Comment: Kensaku SAKAI/FABtroni+camera × P.A.V.