26MAR.2022@第2回JBCF播磨中央公園ロードレース, Day1, JET#01

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第2回JBCF播磨中央公園ロードレース Day1
– 兵庫県加東市/兵庫県立播磨中央公園特設周回コース –
7.0km/6周回 42.0km(E3)

 


 

1位 加藤 辰之介(イナーメ信濃山形-EFT) 1:09:40 ave36.16km
2位 石井 雄悟(VC VELOCE) +00:00
3位 水本 賢太(Team Kermis Cross) +00:02
4位 大山 航平(イナーメ信濃山形-EFT) +00:02
4位 中村 充一(soleil de lest) +00:03
5位 島野 翔汰(YURIFitCyclingTEAM) +00:07

13位 北川 魁之介(LEOMO Bellmare Elite Team) +00:36

 


 

いよいよ2022年のJプロツアーが開幕。今季も兵庫県加東市の播磨中央公園が開幕戦の舞台となり、3月26日(土曜日)から2日間にわたって「第2回JBCF播磨中央公園ロードレース」が開催された。
今回の播磨中央公園特設周回コースは昨年より延長されて全長7kmに。コース前半に細かいアップダウンと多数のコーナーを含む区間が追加され、この土地特有の花崗岩質な風景は広島に似ているが、レイアウト的には群馬に近い印象。ブラインドコーナーが多く、逃げ有利なコースレイトアウトに見える。

 

今季のLEOMO BellmareはJエリートツアーにも参戦。LEOMO Bellmare Elite Teamとして前週の富士クリテリウムチャンピオンシップでジュニアの優勝を飾った北川魁之介選手が土日両日開催のE3クラスタレースに出場した。
第1日目のE3クラスタは7km周回コースを6周する全長42kmのレース。朝から強い雨が降り続き、開幕戦から荒天下での開催となった。ロードレース経験の浅い北川選手には不利な状況で、中盤まではメイン集団内でのレース。なかなか積極的に動けない周回が続いた。レース終盤には勝ち逃げ集団の先行を許してしまう展開とはなったが、落車することもなく無事に13位で初戦を終えた。

 
 

PHOTO REPORT


 

レース前に宮澤監督からアドバイスを受ける北川選手。
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北川選手の初実業団レースがスタート。
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レース序盤から中盤にかけて、メイン集団前方でレースを進める北川選手。
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激しい雨の中、必死に先行集団を追う北川選手。
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初めての実業団レースは13位でフィニッシュ。
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RIDERS REPORT


 

北川選手:
初めて走るロードレース。天気は雨だった。コーナーが多く難しいコースだった。スタートは最前列からだったが、ローリングの間に位置を下げてしまった。アクチュアルスタートのあとは集団の10番手くらいに落ち着いた。集団が割れたときもあったが、一塊で進むことが多かった。コーナーが上手く曲がれず、立ち上がりのたびに脚を削られてしまった。とても危ない動きをしてしまっている自覚はあったがレース中に修正することはできなかった。最後は上りで力尽き、集団から遅れ13位でゴールした。

 
 

宮澤監督から


 

北川選手はクリテリウムには出場したことがあるが、ロードレースは初めてということで、弱さが露呈したレースとなった。クリテリウムは、同じコーナーが同じタイミングで現れ、その頻度が高いが、ロードレースは多くのコーナーが存在するため、体で覚えることが非常に難しい特徴がある。
Day1は雨という悪条件が重なり、曲がれない、曲がり方がわからないという連鎖に陥ってしまった。コース特性(コースの前半区間にコーナーが多い)も不利な要素となり、期待していた走りはできなかったものの、本人は無事落車せず走り切れてよかったと思う。

 
 

Text: Kensaku SAKAI/FABtroni+camera × P.A.V. and Takashi MIYAZAWA, Edit, Photo&Comment: Kensaku SAKAI/FABtroni+camera × P.A.V.