15-16OCT.2022@2022 JAPAN CUP CYCLE ROAD RACE in UTSUNOMIYA

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2022 JAPAN CUP CYCLE ROAD RACE in UTSUNOMIYA
2.25km/15周回  33.75km(CRITERIUM)
– 栃木県宇都宮市大通り周回コース –
10.3km/14周回 144.2km(MAIN RACE)
– 栃木県宇都宮市森林公園周回コース –

 
【CRITERIUM】


1位 Edward THEUNS(トレック・セガフレード) 0:41:14 ave49.10km
2位 Axel ZINGLE(コフィディス) +00:00
3位 岡 篤志(EFエデュケーション・イージーポスト +00:00
4位 Andrea PICCOLO(EFエデュケーション・イージーポスト) +00:00
5位 ⼩野寺 玲(宇都宮ブリッツェン) +00:00
6位 Maxim VAN GILS(ロット・スーダル) +00:00

46位 寺田 吉騎(日本ナショナル・チーム) +00:12

 

【MAIN RACE】


1位 Neilson POWLESS(EFエデュケーション・イージーポスト) 3:37:49 ave39.70km
2位 Andrea PICCOLO(EFエデュケーション・イージーポスト) +00:12
3位 Benjamin DYBALL(チーム右京) +00:13
4位 Hermann PERNSTEINER(バーレーン・ヴィクトリアス) +00:13
5位 Maxim VAN GILS(ロット・スーダル) +00:17
6位 Guillaume MARTIN(コフィディス) +00:17

DNF 寺田 吉騎(日本ナショナル・チーム)

 


 

2022年10月14日(金)から16日(日)までの3日間、3年ぶりにJAPAN CUP CYCLE ROAD RACE in UTSUNOMIYAが開催された。今大会には日本ナショナルチームの一員として寺田吉騎選手が選出され、土曜日のクリテリウムと日曜日のメインレースに出場した。今年の欧州遠征から帰国したばかりの状態で、両日共に世界トップレベルの速いレースに苦しめられた寺田選手だったが、ワールドツアーの選手と同じレースを走った経験が今後に生かされる事を期待したい。

 
 

PHOTO REPORT (CRITERIUM)


 

ジャパンカップクリテリウムの前に行われたパレードラン。
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ワールドツアーの選手たちが居並ぶスタートライン。
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一列棒状の速い展開に食らいつく寺田選手。
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集団脇から前を伺う場面も。
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ヘアピンコーナーをこなしていく寺田選手。
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ジャパンカップクリテリウムを終えた寺田選手と日本ナショナルチームのメンバ。
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PHOTO REPORT (MAIN RACE)


 

日本ナショナルチームの一員としてチームプレゼンテーションに登壇した寺田選手。
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好天の下、ジャパンカップ本戦がスタート。
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例年になく序盤からの速い展開に国内選手は苦しんだ。
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追走集団で前を追う寺田選手。
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沢山の観客が見つめる古賀志林道を単独で登る寺田選手。
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再び戻ってくることはなかった寺田選手だったが、日本ナショナルチームの中で唯一完走した山田拓海選手の次にレースを長く走った。
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RIDERS REPORT


 

寺田選手:
土曜日はクリテリウム。ナショナルチームの作戦は、まずはトラブルなくレースを終えること。そして逃げるチャンスがあればトライすること。最後のスプリントは(山本)哲夫さんが狙う。
フランス帰国から1週間でのレースとなり、あまり良いコンディションで挑むことができなかった。集団の中ではそれほどキツくないが、ペースは常に速く、集団前方での位置取りも上手くはまらず、集団後方でも何もできずにレースを終えました。宮澤監督のアドバイス通りにコーナーを外側から周り、できるだけ脚を温存しながら走るように心がけましたが上手く前で展開することはできませんでした。
日曜日のメインレース。スタート前の作戦は序盤の逃げに乗って前待ちする前半組と後半のペースアップに備える後半組でそれぞれ役割を決めてスタート。自分は後半組にしました。
スタートして1周目からのペースが速く、粘って集団が落ち着くまで耐えたかったが、3周目の登りで遅れてしまいました。その後、集団復帰を目指して遅れた選手達と協力して前を追いましたが復帰することはできず、残り6周でレースを降りました。フランスでのレースを終えた直後ということもあり、精神的にも体調的にもとても辛い状態で、レースに向けての心の整理やレースへの準備を上手く行うことができませんでした。
この2日間、初めてワールドツアーの選手と同じ集団で走りることができたのは嬉しかったですが、レベルの違いにも圧倒されました。

 
 

Text: Kensaku SAKAI/FABtroni+camera × P.A.V., Edit, Photo&Comment: Kensaku SAKAI/FABtroni+camera × P.A.V.