29APR.2023@第57回JBCF東日本ロードクラシック, DAY01, JPT#06

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第57回JBCF東日本ロードクラシック, DAY01
– 群馬県利根郡みなかみ町/群馬サイクルスポーツセンター(6kmサーキットコース反時計回り) –
6.0km/25周 150km(JPT)

 
【JPT】


1位 孫崎 大樹(KINAN Racing Team) 3:43:16 ave40.30km/h
2位 フランシスコ・マンセボ(マトリックスパワータグ) +00:00
3位 岡本 隼(愛三工業レーシングチーム) +00:00
4位 中井 唯晶(シマノレーシング) +00:01
5位 石原 悠希(シマノレーシング) +00:01
6位 岡本 勝哉(TEAM BRIDGESTONE Cycling) +00:01

8位 米谷 隆志(Bellmare Racing Team) +00:02
DNF 小畑 郁(Bellmare Racing Team)
DNS 才田 直人(Bellmare Racing Team)
DNS 関口 拓真(Bellmare Racing Team)

 


 

4月29日(土曜日)と30日(日曜日)の2日間にかけてJプロツアー第6・7戦となる「第57回JBCF東日本ロードクラシック」が開催。Bellmare Racing Teamからは、土日両日開催されるJプロツアーには米谷隆志と小畑郁の4選手が出場。また日曜日のみ開催されるJエリートツアーE1クラスタに北川魁之介選手、そして前戦のJBCF播磨Rd.でE1昇格を果たした知名透真選手の2名が出場しました。
初日土曜日のJプロツアーは1周6kmの群馬サイクルスポーツセンター・サーキットコースを逆回りで25周する全長150kmの長距離レース。今季密かに良い走りを続けている米谷選手と昨季と較べると持ち前の走りが戻りつつある小畑選手の走りが期待されました。
当日は珍しく強い日差しのドライなレース。スタート直後からアタック合戦が展開され、マトリックス・愛三工業・シマノ・ブリヂストンなどの有力チームが入る逃げ集団が形成されました。Bellmare Racing Teamはこの逃げにのることが出来ず、かなり強力な逃げ集団のメンバー構成にこのままレースは決まるかと思われました。ただレースが終盤に入ると、逃げ集団内での動きとメイン集団での追走の動きが活発化。最終周回で一旦逃げが吸収されるとさらに飛び出しが発生し、メイン集団から先行した3名の選手の中から孫崎選手(KINAN Racing Team)が僅差での優勝となりました。
Bellmare Racing Teamの2名はメイン集団でのレースとなりました。この中で米谷選手はレース最終盤の激しい攻防戦をくぐり抜け、なんとか8位というシングルリザルトでレースを終えました。

 
 

PHOTO REPORT (JPT)


 

150kmの長丁場に挑む米谷選手と小幡選手。
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JPTのレースがスタート。
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アタック合戦の中、集団先頭付近に位置取る米谷選手。
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小畑選手も集団でのレースを進めていたが、青島選手(弱虫ペダルサイクリングチーム)と共に遅れてしまった。
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この日は終始メイン集団でのレースとなった米谷選手。最終局面に向けて作戦を練りながらの走り。
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強豪チームがコントロールする中、8位で滑り込み。
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お疲れ様でした。
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RIDERS REPORT


 

米谷選手(JPT):
群馬逆回りの150km。正回りより登りが長くなるのは歓迎だが、その分下りが怖くなるので個人的にはどっちもどっち。逃げが決まらない序盤に意外なほど苦しんだ。登りからからホームまでで上げたポジションを下りに入るまでキープできず、番手を落とした状態で前でアタックがかかるパターンが多かった。最初の逃げも追走もそれで見送った。
かなりの人数が前に行ってタイム差も開いたので、次の展開に備えて飲み食いしながら距離を消化。愛三、BSとコントロールするチームが変わりタイム差が詰まっていき、勝負する権利が集団に戻ってくる流れになった。
心臓破りの下りの前にほぼ確実にラインが開く場所とタイミングを周回をこなす中で確認し、最終周回へ。愛三トレインのすぐ後ろにすべり込んで下りきり、アップダウンでシマノ のあたりまで風を受けながら上がっていくと愛三もさらに横に並んで来て、ぐちゃっとした状態に。結果的にかなり楽に位置を上げて登りに入れた。
登り始めの強度と垂れてくるアシストを上手く捌けず、逃げ吸収のカウンターで抜けた3人には対応できなかった。その次の5人ほどのパックに単独ブリッジしてバックストレートに。早駆けでアタックする余裕はなく、なだれ込むように8位でゴール。

 
 

小畑選手(JPT):
この群馬でもスタート最前列に並び、ローリングスタートを集団前でこなす。チームメイト1人が集団の前方にいるだけでポジショニングし易くなる。このレースは米谷君と自分2名の出走なのでできるだけ生き残り米谷君の助けになりたいところ。
最初の2周回を比較的前方をキープ出来たものの3週目集団中盤から後ろに。群馬逆回りの走り方なかなか掴めない。登りパートを長く感じて辛い。4週目に入ってもペースが落ち着かず、登りパートで遅れる。その後2周回してDNFとなりました。
あと一周我慢できれば集団のペースも落ちつき、粘る展開にチャレンジできたかもしれないのですが、今回は前日の睡眠不足が原因か身体の動きがとても悪く感じどうしよも無かった。米谷君が距離の長いレースで奮闘。最終的に8位に入り良い走りをした事はとても刺激になりました。

 
 

宮澤監督から


 

※DAY02に掲載

 

 
 

Text: Kensaku SAKAI/FABtroni+camera × P.A.V. and Takashi MIYAZAWA, Edit, Photo&Comment: Kensaku SAKAI/FABtroni+camera × P.A.V.