10JUN.2023@JBCF群馬CSCロードレース6月大会, DAY01, JPT#08

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JBCF群馬CSCロードレース6月大会, DAY01
– 群馬県利根郡みなかみ町/群馬サイクルスポーツセンター(6kmサーキットコース時計回り) –
6.0km/13周  78km(JET E1)
6.0km/20周 120km(JPT)

 
【JET E1】


1位 松本 一成(Cyclers SNEL) 1:57:30 ave39.82km/h
2位 タイサム ジョン(MIVRO) +00:02
3位 寺崎 武郎(バルバサイクルレーシングチーム) +00:06
4位 楠本 颯太(松山学院高等学校 自転車競技部) +00:06
5位 高岡 亮寛(Roppongi Express) +00:07
6位 三木 颯一郎(松山学院高等学校 自転車競技部) +00:07

14位 北川 魁之介(Bellmare Elite Team) +00:08
53位 知名 透真(Bellmare Elite Team) +07:12

 
【JPT】


1位 金子 宗平(群馬グリフィンレーシングチーム) 2:51:08 ave42.06km/h
2位 中井 唯晶(シマノレーシング) +00:35
3位 小林 海(マトリックスパワータグ) +00:35
4位 内田 宇海(弱虫ペダル サイクリングチーム) +00:38
5位 横山 航太(シマノレーシング) +02:10
6位 安原 大貴(マトリックスパワータグ) +02:10

17位 米谷 隆志(Bellmare Racing Team) +06:26
DNF 小畑 郁(Bellmare Racing Team)
DNS 才田 直人(Bellmare Racing Team)

 


 

先週末に修善寺にて再開した実業団レース。続く6月10日(土曜日)と11日(日曜日)の2日間、群馬サイクルスポーツセンターを舞台にJプロツアー第9・10戦となる「群馬CSCロードレース 6月大会」が開催されました。Bellmare Racing TeamからはJエリートツアーE1クラスタに北川魁之介選手と知名透真選手の2名。そしてJプロツアーには米谷隆志・小畑郁の2名が出場しました。
初日の土曜日はJエリートツアーのE1クラスタからスタート。知名選手と北川選手の2名が78km先のフィニッシュに向けて踏み出していきました。序盤戦は2名ともメイン集団で順調に周回を重ね、北川選手は逃げにトライするなどの動きを見せていました。しかし、レース終盤に入るところで知名選手に機材トラブルが発生。MAVICカーのサポートを受け集団復帰を試みますが追いつくことは出来ず。北川選手はなんとかメイン集団に食らいつき、スプリントに参加することは出来なかったものの14位でフィニッシュ。一方の知名選手はレースを諦めることなく周回を続け、トップから7分12秒遅れの最終走者ながらE1クラスタの完走を果たしました。
続くJプロツアーのレースは全日本選手権に向けた最後のレース。20周120kmのレースに米谷選手と小畑選手がスタートしていきました。序盤のアタック合戦から十数名の逃げが形成され、ここには米谷選手も滑り込みます。逃げとメイン集団の差が埋まることはなく、勝負は逃げ集団で決まる展開へ。終盤に入ると逃げの集団でも動きが発生し、この中で米谷選手は残念ながら脱落。17位でのフィニッシュとなりました。小畑選手はなかなか走りが取り戻せずに6周目でのDNFとなっています。

 
 

PHOTO REPORT (JET E1)


 

レーススタートを待つ知名選手と北川選手。
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初日78kmのE1クラスタレースがスタート。
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順調にメイン集団内で周回を重ねていく2名。
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知名選手に機材トラブルが発生。MAVICのスペアバイクに交換して集団復帰を目指すも届かず…それでも粘りの走りで最終走者の53位完走。
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メイン集団内に食らいついた北川選手は14位でフィニッシュした。
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PHOTO REPORT (JPT)


 

スタート前の米谷選手と小畑選手。
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Jプロツアーのレースがスタート。
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序盤をメイン集団内で進めていく2人と見守るスタッフ陣。
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13名の先行集団にのった米谷選手。
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小畑選手はメイン集団から遅れ、追走集団での展開に。
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全日本選手権を控え、元チームメイトの門田選手(EF EDUCATION-NIPPO DEVELOPMENT TEAM)も実業団レースにオープン参加。
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レース終盤に入っても逃げ集団の先頭を牽く米谷選手だったが…。
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最終盤の戦いで力尽きた米谷選手は単独走となり、17位でフィニッシュした。
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RIDERS REPORT


 

知名選手(JET E1):
初の正回り群馬CSCでした。左側に並び先頭でアクチュアルスタートを切って前方に位置取りをしたが、上りで苦戦してしまいズルズルと位置を落としてしまった。1~2周すると下りで簡単に位置を上げられるラインを発見したので、左側キープで走ると安定して前方で位置取りをすることができた。心臓破りの坂では心臓を破りかけながら走ったが、すぐに回復できていたので余力はあった。
残り5周。心臓破りの手前でメカトラをしてしまいニュートラルバイクに乗り換え、カーペーサーで集団復帰を試みたが、力を使い果たしてしまいギリギリの完走となった。ゴールスプリントで勝負をしたかったので悔しいですが、収穫の多いレースだったので、次に活かしたい。

 
 

北川選手(JET E1):
スプリントになりやすい群馬のコース。再来週の全日本もスプリントになりやすそうなコース。全日本は強い逃げができて、それが逃げ切ってスプリントになると思うので、それをイメージして逃げてみようと思っていた。
序盤は集団の中で脚を貯めながら走る。中盤、30km地点くらいでアタックが止んで集団が止まったのでアタック。タイミングが良くて楽に飛び出せたけれどホームストレートくらいで吸収されてしまった。一旦休んで、50km地点くらいでもアタックをかけて見た。まず、2人でしばらくして高岡さんも追いついてきたので行けるかなと思ったけど、1周弱で追いつかれてしまった。そのあとはスプリントに向けて脚を休めていたけど、心臓破りで少し苦しかった。
最後の心臓破りでは、上りきりで出来た中切れの後ろにしか位置取りが出来ず、スプリントしたけど埋もれてしまった。アタックしたことは良かったと思うがスプリントがちゃんとできなかったのはダメだと思う。ちゃんと自分の力をマネジメント出来るようにしたいと思う。

 
 

米谷選手(JPT):
久しぶりに感じる群馬正回り。全日本に向けていい手ごたえを掴みたかった。最大勢力のシマノ 、人数がいないから後手を踏みたくないだろうBSの動きを見て、乗り遅れないようにと決めてスタート。ただ、体がふわふわするような嫌な感覚があった。
そんなに速くはないのに誰かが後ろを見て足を止め、そこで前とギャップが生まれるような不思議な序盤だった。これは動いた者勝ちだと自分も攻撃に加わると、じきに13人の先頭集団になった。最初は1分弱の差だったが、ペースを上げて粘ると一気に開き決定的に。意識して飲み食いしてもふわふわして力が入らない感覚は無くならず、ついていくことは出来てもペースが上がると対応できなかった。残り4周を前にして終盤に向けての振るい落としが始まり、まったく粘れずに脱落。後続から追い上げてきたマンセボグループにも着けず、そのままゴールした。

 
 

小畑選手(JPT):
今回の群馬は右回りで、前回の左回りよりはくらいつけるかと思いスタートする。先頭でスタートして集団前方をキープして下の2回の深いコーナーを過ぎリフト坂でポジションをすこし落としかながらこなし、繋ぎの下パートから心臓破り。心拍上がらずポジションめちゃ落として後方でバックストレートへ…うまくポジションアップしては登りでポジションを下げるを繰り返しながら走る。心臓がうまく回らない印象。3周目最大心拍の180rpmをみて集団から千切れ。全部で6周してDNFでした。

 
 

宮澤監督から


 

※DAY02に掲載

 

 
 

Text: Kensaku SAKAI/FABtroni+camera × P.A.V. and Takashi MIYAZAWA, Edit, Photo&Comment: Kensaku SAKAI/FABtroni+camera × P.A.V.