11JUN.2023@JBCF群馬CSCロードレース6月大会, DAY02, JPT#09
JBCF群馬CSCロードレース6月大会, DAY02
– 群馬県利根郡みなかみ町/群馬サイクルスポーツセンター(6kmサーキットコース時計回り) –
6.0km/14周 84km(JET E1)
6.0km/18周 108km(JPT)
【JET E1】
1位 松本 一成(Cyclers SNEL) 2:08:10 ave39.32km/h
2位 鉄山 智弘(MiNERVA-asahi) +00:00
3位 竹田 天飛(保土ケ谷高校自転車競技部) +00:00
4位 高岡 亮寛(Roppongi Express) +00:01
4位 阿蘇 来夢(作新学院大学) +00:01
6位 春 雄也(MAX SPEED) +00:01
…
34位 知名 透真(Bellmare Elite Team) +04:08
DNF 北川 魁之介(Bellmare Elite Team)
【JPT】
※濃霧による視界不良のため、13周回目走行中にレースキャンセルとなる。
6月10日(土曜日)と11日(日曜日)の2日間にかけてJプロツアー第9・10戦となる「群馬CSCロードレース6月大会」が開催。Bellmare Racing Teamからは、土日共にJプロツアーには米谷隆志と小畑郁の2選手が出場。またJエリートツアーE1クラスタに北川魁之介選手と知名透真選手の2名が出場しました。
2日目の日曜日もJエリートツアーのE1クラスタからスタート。大雨と言っても良いほど悪天候のレースとなる中、調子の上がらない北川選手はレース中盤で遅れてしまいタイムアウト。一方の知名選手は難しい状況下でもなんとか食らいついて34位でのフィニッシュとなりました。
午後に開催されたJプロツアーのレース。雨は小降りになってきた14時過ぎ、前日の段階で1周回減の17周回のレースがスタートしました。前半からシマノレーシングが主導権を握り、逃げを形成していくもののBellmare Racing Teamの2名は乗れず。メイン集団でのレースとなる中、段々と霧がコースを覆っていきます。この状況下でレース途中に2周回減が発表され、さらに霧が濃くなって視界がほとんど奪われてしまった13周目でレースキャンセルとなりました。
PHOTO REPORT (JET E1)
降り続く雨の下、レース前のアップを行う北川選手と知名選手…の前には宮澤監督が用意した温かいうどんが。
前日と同じような走りが出来ず、前半戦で遅れてしまった北川選手。
知名選手はメイン集団内で周回を重ね、一時は逃げにもトライしていく。
脚を使ってしまったところもあり、残り数周回というところでメイン集団からドロップした知名選手。それでも34位で完走を果たす。
PHOTO REPORT (JPT)
Bellmare Racing Teamのテントでアップをする元チームメイトの門田選手。
雨は弱くなったが、霧の影響もあり、いつもより暗い中でスタートするJプロツアーのレース。
準備が足りないと自ら語る小畑選手はメイン集団より後方の集団でのレースになる。
一方、身体に力が入らないという米谷選手も前日のような逃げにのる走りは出来ず。メイン集団で補給を取りながら回復を待つ走りに。
メイン集団で耐える走りを続けた米谷選手だったが、濃霧による視界不良のためレース自体がキャンセルとなった。
RIDERS REPORT
知名選手(JET E1):
昨日と同様左側に位置取りをしたが、路面が完全ウェットなので最速ラインが違い、左側のアウトから大コーナーを曲がると位置を上げられた。
雨で落車のリスクが上がっているので、いち早く集団を絞りたいと考える選手が多く、昨日より強いインターバルがかかる場面が多い。
6周目辺りで有力選手の乗った10名程度の逃げができ、集団も牽制気味で追う気配がなく、自分としても逃げにトライしたかったので、ブリッジをかけ逃げに乗った。しかし、その逃げも2周で捕まってしまい、かなり脚を削られてしまったため残りの周回は耐えのレースとなった。
残り3周の心臓破りで千切れてしまい、一度は追いつけたが下りで落車があり、集団に戻る時に出し切ってしまい、遅れてしまった。全体的に自分の弱さが露呈してしまったので、弱さを補って次のレースに備えたい。
北川選手(JET E1):
雨で寒かったので着込んでスタート。ホットオイルを塗ったので暖かかったけど少し寒かった。スタートとしてみて、ペースは昨日より少し速く感じた。平坦な部分は平気だったけど、上りの部分で300wを超えて踏み続けるのが今日はできなかった。上り返しでも入り口で2人抜かしても上りの終わりまでに3人に抜かれるという有様だった。そして30km地点くらいで千切れてしまった。そのまま3周くらい走ってタイムアウトとなった。
米谷選手(JPT):
DAY1の夜にマッサージをしてもらい、筋肉の状態は悪くないとお墨付きをもらった。脚にも嫌な重さはなく、ただふわふわした感じは変わらず。
脚の感覚は昨日と似たようなものだったので、同じように先頭に入るぐらいは出来るだろうと考えていた。ただ雨と霧があったので、落車のリスクはなるべく負わないようにしたかった。
走り出すと昨日にも増して力が入らなかった。コーナーを慎重に回るのも相まって後手を踏むことが多かった。心臓破りからバックストレートにかけてで入部さんや金子くん、門田を含む先頭集団ができていった時は、動ける位置にいたが躊躇してしまって後追いしたが届かなかった。そこからは耐える時間。飲み食いしても力は戻って来ず、終盤どう立ち回るか悩んでいたところで天候悪化によりレースキャンセルとなった。
2日ともレースの雰囲気は掴めていたし、1日目に関しては上手く前に乗ることも出来た。ただ、力が全然入らなかった。修善寺のダメージと、抜けきっていなかったここまでの疲れが体にリミッターをかけている感じがする。休みつつ感覚を整えて、2週間後の全日本に合わせていきたい。
小畑選手(JPT):
初日よりレース距離がすこしだけ短い2日目。初日走り切った選手が2日目スタートからどんな動きをするか?それを見ながら走るかそれともスタートから積極的に動くか?そんな事を考えながらスタート。やはり前からスタートしてどうせなら動けるだけ動こうと脚が無いのに動いて見ることに。初日よりは身体の動きも良かったつもりでしたが余裕がある選手の動きに必死に対応してる感は否めず。4周目にメイン集団から遅れ、その後3周してのDNF。
まだまだ準備が足りない。トレーニング時間がすこしづつ稼げる様になってきたので積み上げて先のレースにうまく繋げたいところです。
宮澤監督から
JプロツアーはDAY1の動きとしては米谷が理想的な展開で進め、その後も粘って行って欲しかったのが正直なところ。結果的には切れてしまったが良い展開だったと思う。エリート組は北川選手のアタックのタイミングが周りと合ってない感じがした。自分からというよりは、集団内でそろそろみんなが嫌だと思うタイミングや、良い選手が動きた時についていくところから始めてみると良いと思う。高岡選手が練習しに来ていることは明白だったので、そんな中でどんな展開を作れるかを考えると良い。知名選手はもっと自信を持って走ろう。
2日目のレースは雨と霧で難しい天候だったが、レース自体は比較的分かりやすい展開になった。米谷が躊躇するのは、自分のタイミングがアタックする選手と少し合ってないためだろう。行きたい選手がそろそろ出てくるタイミングをしっかり見極めよう。
米谷 ¥2,000
小畑 ¥0
才田 ¥0
北川 ¥0
知名 ¥0
Text: Kensaku SAKAI/FABtroni+camera × P.A.V. and Takashi MIYAZAWA, Edit, Photo&Comment: Kensaku SAKAI/FABtroni+camera × P.A.V.