24FEB.2024@第2回JBCF鹿屋・肝付ロードレース, JPT#1

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第2回JBCF鹿屋・肝付ロードレース
– 鹿児島県立大隅広域公園周辺特設コース(6.5km周回コース/右回り) –
6.5km/14周  91km(JET E1)
6.5km/ 8周  52km(JFT)
6.5km/20周 130km(JPT)

 
【JET E1】


1位 武井 裕(TRYCLE.ing) 2:12:09 ave. 41.31km/h
2位 曽根田 仁(TeamUKYO Reve) +00:00
3位 布田 直也(MiNERVA-asahi) +00:01
4位 高岡 亮寛(Roppongi Express) +00:07
5位 加賀 龍治(SUBARU Cycling Team) +00:08
6位 小林 亮(soleil de lest) +00:08

7位 藤本 元貴(Bellmare Elite Team) +00:08
22位 三木 颯一郎(Bellmare Elite Team) +00:14
DNF 知名 透真(Bellmare Elite Team)

 
【JFT】


1位 木下 友梨菜(Bellmare Racing Team) 1:26:51 ave. 35.91km/h
2位 仲村 陽子(フィッツ) +03:58
3位 鈴木 友佳子(MIVRO) +03:58
OPEN 川本 莉子(鹿屋体育大学自転車部) +04:06
OPEN 岩元 美佳(鹿屋体育大学自転車部) +05:15
4位 久木野 衣美(Team Decoja 九州) +05:24

 
【JPT】


1位 岡本 隼(愛三工業レーシングチーム) 2:59:30 ave. 43.45km/h
2位 小野寺 玲(ヴィクトワール広島) +00:01
3位 宇田川 塁(群馬グリフィンレーシングチーム) +00:01
4位 石原 悠希(シマノレーシングチーム) +00:01
5位 フランシスコ・マンセボ(マトリックスパワータグ) +00:02
6位 山本 哲央(TEAM BRIDGESTONE Cycling) +00:02

32位 山口 凱生(Bellmare Racing Team) +00:34
37位 高杉 知彰(Bellmare Racing Team) +00:35
71位 小畑 郁(Bellmare Racing Team) +07:59
DNF 米谷 隆志(Bellmare Racing Team)
DNS 関口 拓真(Bellmare Racing Team)
DNS 北川 魁之介(Bellmare Racing Team)

 


 

いよいよ2024年シーズンのJプロツアーが開幕しました。
今季大きく体制を変えたBellmare Racing Teamは、JエリートツアーE1カテゴリに三木颯一郎選手(新規)、藤本元貴選手(新規)と知名透真選手(継続)の3選手。Jフェミニンツアーには昨年から引き続き木下友梨菜選手(継続)、トップカテゴリのJプロツアーには高杉知彰選手(新規)、山口凱生選手(新規)、E1カテゴリからステップアップした北川 魁之介選手(継続)の3名が新たに加わり、関口拓真選手(継続)、米谷隆志選手(継続)、小畑郁選手(継続)の計6選手で参戦します。
2月24日(土曜日)は鹿児島県立大隅広域公園周辺特設コースで「第2回JBCF鹿屋・肝付ロードレース」が開催、続く25日(日曜日)は舞台を志布志市しおかぜ公園に移して「第2回JBCF志布志クリテリウム」が行われました。この鹿児島ラウンドには、E1カテゴリの3名、Jフェミニンツアーに木下選手、Jプロツアーには山口、米谷、高杉、小畑の4名が参戦しました。
初日の「第2回JBCF鹿屋・肝付ロードレース」は女子のレースからスタート。中盤から木下選手が単独で抜け出し、今季初優勝と同時にJフェミニンツアーのリーダージャージを獲得しました。続くE1カテゴリでは、新規加入の藤本選手が追走に出るなのどの動きを見せつつ、3名共に集団前方でのレース展開に。途中知名選手が遅れてしまいDNFとなってしまいますが、三木選手と藤本選手は完走でレースを終えました。Jプロツアーでは新規加入の山口選手にリザルトを託し、ベテラン3選手がアシストに回るレースとなりました。逃げ集団にメンバを入れることは出来ませんでしたが、終盤にはメイン集団の前方にベテラン・アシスト陣が集まり、チームで追走に入る動きも見せます。最終的にはアクシデントで米谷選手を失い、勝負のタイミングでもなかなか良い位置に入ることが出来ずと上位のリザルトは残せませんでしたが、山口・高杉・小畑の3選手は完走で今季初レースを終えました。

 
 

PHOTO REPORT (JFT)


 

今季初レース、女子の先頭を牽く木下選手。
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自ら集団からの抜け出しを図り、追いついてきた選手と二人での逃げに入る木下選手。
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その後単独走となり今季初優勝とリーダージャージを獲得した木下選手。
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PHOTO REPORT (JET E1)


 

三木選手、知名選手、藤本選手が91kmの初戦に挑む。
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集団から追走に入る藤本選手。
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メイン集団でのレースとなった知名選手と三木選手。
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PHOTO REPORT (JPT)


 

チームプレゼンテーションに登場したBellmare Racing TeamのJPT組4選手。
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Jプロツアーの今季初戦がスタート。
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ベテランとも言って良い米谷選手は集団前方で動きを見据える走り。
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若手の山口選手を守るように高杉選手が先導する。
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レース中盤にはチーム全員で山口選手をアシストする姿も。
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終盤、逃げ集団を追い込む局面でBellmare Racing Teamも集団牽引に入る。
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メイン集団内で周回を重ねた山口選手、フィニッシュを見据える。
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最終周回に入るところで最後の集団牽引に入る高杉選手。
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フィニッシュラインに帰って来た山口選手と続く高杉選手。少し遅れて小畑選手も完走。
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RIDERS REPORT


 

知名選手(JET E1):
JBCF初戦ということでレースの感覚を取り戻すためにも、転ばずに完走することが目標。
気温が低く、レース前がかなり寒かったのでホットオイルで対策をしてスタート。路面はウェットかつ路肩が苔で滑りやすかったので、なるべく端に位置取りをすることは避けた。1周目は集団の雰囲気やコースを覚えるためにも特に周りを見ながら走る。イン側のコーナーで1箇所滑りそうな場所があり、アウト側のほうが安全に走れると感じたため外に位置取りをする。登り区間では前方で入り位置を下げながら登りたかったが、次のコーナーでのインターバルがキツくなってしまうので登りは耐えの心意気。脚を使わないポジションを見つけることができず登りの前に自分で踏んで位置を上げるが、後方で登りをクリアする形になってしまい脚を削られてしまった。中盤のペースアップで前に出ることができず、登りで千切れてしまい50kmでdnfとなった。
レース前しっかりと乗れていただけに不調から抜け出せるのかという不安はあるが、一歩ずつレベルアップしていきたい。

 
 

三木選手(JET E1):
先ずもって、鹿児島のスタートに立てた事を感謝しています。宮澤監督はもちろん、沢山のユニフォームや備品を提供してくださったスポンサード頂いた企業様、両親に感謝でいっぱいです。
スタート前のイメージは、試合が4ヶ月ぶりの試合だったので、レース感を取り戻す事に趣をおいていました。序盤は、落車のリスクを避けるために集団前方でいることを目標にしました。まずまずといったポジションで走る事ができました。レース中盤が結構きつく、その理由は先頭とのタイムギャップ40秒程を埋めるのに、ローテーションが数人しか回ってくれなかったので横風がキツかったです。ラスト40キロで逃げができて、それは結構軽いパンチで決まったので、調子が上がりきってない状況だからこそ、あの逃げに反応しなければならなかったと今となれば反省します。
ラスト一周で集団は1つになっており、集団前方の良いポジションにいたのですが、ラストで飛び出した3人には実力でジョイン出来ないなと感じたので、今後の練習では、最後にもう一度キツイ場面で踏めるイメージをもって、練習に励みたいと思いました。

 
 

藤本選手(JET E1):
JBCF初戦という事でまず、レース感覚を取り戻し落車をしない事。また、自分に余裕があるのなら先頭で出来そうなことをしてみるなど意識しレースに挑みました。また、今回のコース、天候状況的に基本的に先頭で走るようしました。
レーススタートし、1周目に来る登り坂の感覚的に先週の練習に比べギアが掛かる感じがしたので、今回のレースは先頭で起きる展開に混ざろうと思いました。中盤にかけ、1分ほど開く逃げがあり今の調子ならブリッジ出来ると思いしてみたが1人では力及ばず届かないまま集団に戻ってしまい挑戦は出来たが自分の体力を消耗させてしまいました。中盤から終盤かけ大きい逃げなどは起きず、集団で序盤から中盤辺りで消耗させた体力の回復に励みました。レース最終周の登り入り口辺りで最終的に決まってしまうアタックが起き、そこに数名乗るものの自分は乗れる位置におらず、入賞を狙った集団スプリントとなり、自分はゴール手前で1名の選手に抜かされてしまい入賞を逃してしまいました。
今回のレースでは体調を見つつ挑戦出来たことが良かったと思います。その反面、勢いで行き過ぎ1人で逃げを追走してしまったり、最終周での集団の動き、先頭の動きなどが上手く見れておらず自分の負担を大きくしてしまっていたと思います。明日はクリテリウムでレースも上がり、落車リスクも今日以上に上がるので気を引き締めていきたいと思います。

 
 

木下選手(JFT):
こんにちは!木下友梨菜です!
2月に鹿児島で行われましたJBCF初戦のレースレポートになります。まずは、結果から、フェミニンカテゴリにてまずは1勝することができました!
今回、優勝をすることだけではなく、全日本に向けて自分の中で色々試してみると決めて出場しました。去年のロードレース では、自分主導で動くレースはあまりなく、相手のアタックに反応するだけだったので、今回は自分で状況をみて、積極的に何回もアタックを打つと決めていました。のろのろと弱いアタックではなく、相手の足を削るアタックにするにはどうしたらいいか、ここに重きを置いてレースに挑むことにしました。
最初は出場者の様子を見るために、無駄足は使わないように先頭交代しながら、周りを観察しながら走りました。本レースは平坦基調であり、1分強の登りが後半にあります。自分がアタックをするならここであるから、3周目でまず1回してみました。後ろを確認したら真後ろにつかれる様子はなかったので、ある程度踏んで、様子をみることにしました。少し降る区間のところで、湾岸の選手が追いついてきて、その後は少しだけ開いていました、一緒にライドしたこともある選手だったので、逃げますか!と話してローテーションして逃げてみました。
5周目、後続は3人、タイムキャップを確認しながら、少しずつ開いていることを確認していましたが、途中でE2/E3の選手集団と混走になった時、大集団だったので、譲っていたのですが、フタをされる感じになり、この長く続く集団が抜けるのを待っていたら、後ろに追いつかれる気がしました。なので、湾岸の選手に少し頑張って前行きませんか?と話して、そうすることにしました。左通りますと声かけながらあけていただき前に上がっていた時、斜め後ろでE2/E3の選手の落車の音が聞こえました。そこに湾岸の選手が巻き込まれてしまいました。前に行く判断が悪かったのか、抜かれるのを待つべきだったか、ただ、それは今考えても仕方ないことだから、今は1人で逃げる事だけを考えました。1人である場合、ここで無駄に足を使うのは意味がないと思い、追いつかれる覚悟で端によけることにしました。他のカテゴリの集団の後ろにつくと反則だよな?と思いつつ、どのくらい開いていればいいかわからなかったからなるべくドラフトが効かない位置を走り、足を少し休めさせようと思って、バイクの方にこれだけ開いてたら反則じゃないですか?と聞きつつ、そんなことをしていたら大集団はそんなことを気にする必要がないくらいの差になったので、再度後ろとの差を広げることを考えて残り3周強走り始めました。
途中途中で後続との差が開いていることをバイクの方に知らせていただいたので、無理のないペースで走りつつ、ラスト1周に入ったところで、宮澤監督より最後踏んでいけという声が聞こえたので、ラスト10分しっかり踏んでいきました。油断してると変なミスをするので、カーブ等は無理をしない、グレーチングはバイクを倒しすぎない、当たり前のことですが、最後まで気を抜かずに注意しました。
ラスト優勝が見えたところで、スピードを少し緩めつつ、どうやってゴールしようかなと考えるもさしていい案が見つからなかったので、無難に両手をあげてフィニッシュ。普段両手離しするタイミングもないので、落車しないように恐る恐る。笑
後から動画をみたら全然カッコよくなかったので、練習しておこうと思います…。笑
そんな感じで、まずは1勝することができました!サポートしてくださってる企業様、日頃から応援してくださってる方々、ありがとうございます!毎回のレースで得られることがあるように、考えながら走っていこうと思います!
次戦は3月6〜15日にベトナムであるステージレースになります!
初の海外レース、初のステージレース、初めてだらけですが、実りあるレースにしていきます!
今後ともBellmare Racing Teamの応援のほど、宜しくお願いいたします。

 
 

山口選手(JPT):
初めてのJPTなので、まずはスピード感や雰囲気などに慣れること。着を狙えそうなら狙う事が目標。チームとしては自分をアシストしてもらう形だったのでプレッシャーも感じつつ出走した。
コースには1分程度のきつめの坂とゴール付近の緩めの坂のみで、自分としては得意なコースだった。
スタートから集団内にいたこともあり余裕を持って走ることができた。米谷さん小畑さん高杉さんに声をかけてもらい安心感もありながらレースを進めることができた。ただ最終周の坂で着いていけない選手にブロックされる形になってしまい、先頭集団から離れてしまった。ゴール目前でペースも速く集団に復帰することが出来なかった。脚の状態は良かっただけに悔いが残る。
レース全体を通して位置取りが後方になってしまい、レースをしているという実感を持てなかった。練習と経験を積み、レースのできる選手に成長していきたい。

 
 

米谷選手(JPT):
2024年シーズン初戦。チームの刷新、リーグの合流など変化の年なので、周りとチームの雰囲気を確かめつつ普段通り積極的にレースが出来ればと考えていた。コース的に適正がある山口くんがリザルトを出せる状況を作ることを着地点とした。
序盤からまとまった人数が抜け出す展開が続いたので、誰も入れずに後手を踏むのを避けるため危険を感じる動きに対応していった。しかし、集団の変化からか見極めの精度が低く、また1人での対応の限界もあり、結果的に決まった逃げには入れなかった。次善の策として、なるべく前でチームを固まらせることを目指した。小畑さんがコンスタントに中盤に居たので声をかけて連携しつつ、山口の位置を確認しながら楽かつ雰囲気を把握出来る位置を確保した。
逃げとの差が詰まらずに残り距離が減った段階で、監督からの指示を受けてサイクラーズを主体とするコントロールに加わった。それと前後して数チームから人が増え、タイム差が詰まりはじめた。少し経って小畑さんが加わってくれたが、ペースに合わせるのが苦しそうでリズムの乱れるタイミングがあった。小畑さんにはここに居なくても大丈夫と伝えたつもりだったが伝わりきらなかった。その後の向かい風区間、コントロールの先頭でペース変化があった煽りで一気に詰まり、前がハスったのを避けきれず自分もハスり、路肩に吹っ飛ばされながら転倒。目眩があったためリタイアとなった。
落車はもったいなかった。体は良く動いてくれていたので、終盤にもまだ動けたはず。もう少し余裕を持てていれば。初戦だからということもあるが、もう少しチームとして動ければと思う事が多々あった。1人乗せられれば有利になるはずのごそっと逃げの展開に対応するのが自分だけだったり、なかなか集まれなかったり、山口くんは調子が良いと言っていたはずなのに終盤の動きがちぐはぐだったり。今回で見えた課題は次に向けて修正していきたい。コントロールに小畑さんが入ってきた時点で十分なコミュニケーションが取れなかったのは自分のミスだった。小畑さんの能力が最も活きる場所ではないのは分かっていたのだから、それを確実に伝えるべきだった。
自分でこのぐらい走れるだろうと読んだ程度のパフォーマンスはあったのは収穫。幸い大きな怪我は恐らくなかったので、さっさと回復してまた積み上げていきたい。クリテの出走は朝の状態次第。右臀部の痛みがどうか。

 
 

高杉選手(JPT):
初戦という事で「レース」の強度、雰囲気に身体をフィットさせる事、他のチームを動き・動ける選手を把握する事、チームとしての動きから誰のリザルトを作る事を個人目標としました。
序盤は昨年までJCLで走っていたチーム、新規立ち上げのチームが増え昨年よりも出走人数はかなり増えてレースの質、展開は少し予想がし辛く、立ち上がりからアタックと吸収が続きナーバスな展開が続く中、脚は軽いものの位置取りが上手くこなせず、被されたり無駄な上げ下げを嫌い集団後方に後手を踏む事が多かったです。前でのアタックの捌きを米谷選手に任せっきりになってしまい、逃げにも選手を入れれなかった事は反省すべき点で、課題です。
中盤に逃げが決まって以降は基本はスネルのコントロールで進み、チームから米谷選手、小畑選手にコントロールに入ってもらい、自分は山口選手と隊列中盤で終盤に備えて距離をこなすのみでした。序盤、中盤にもっと自分の脚を使ってチームを優位にしていく動きをするも自分の課題です。
残り2周の登り終盤に逃げを回収してからは前への動きをチェックしたり、攻撃をしましたが結果には繋がらず。最後の勝負が掛かる事がわかっている登りにそこそこの脚を残していたつもりでしたが、降ってくるアシストや上がりたい選手の混乱で足を止めてしまい踏み切る事が出来ず、先頭から遅れてしまい37位でのフィニッシュでした。勝負どころの位置取りがそもそも甘く、これも反省点です。
個人、チームとして出来る事、課題を初戦に明確に出来たので次戦の宇都宮の試合で修正、トライをしていきたいと思います。

 
 

小畑選手(JPT):
今シーズン初戦という事で新加入メンバー高杉選手、山口選手とチームとして走る初レースどこまで走れるか手探り感があり。チーム練に今年は全然参加出来ていないという自分の事情もかなりある(涙)。チームとして米谷選手で逃げのアクションゴールは山口選手でゴールの着順を狙いに行く、高杉、小畑はそれに合わせたケアがタスク。
早速スタート!
みんなで前列と2列目に並びお互いにポジションが確認出来る位置でニュートラル区間をこなしてリアルスタート。昨年は強風・横風のイメージでしたが、今年は周回方向も逆回りそして風向きも昨年と逆風?横風て集団の動きがナーバスという事はなくちょっと走り易い印象。序盤の逃げを成立させたい選手チームのアタック合戦、風向きコースレイアウトもあってなかなか決まらない。また昨年と同様すこし全体に息切れした頃に決まるパターンですよねと周回を半分こなす手前で逃げが決まる。エスケープが出来るまで自分は集団の前方に出てケアが出来たのが1回、なかなか集団の前方をキープ出来ず米谷選手に任せきりになってしまった。ここがまず一つ反省点。
その後タイムギャップが1分半ほどになり。集団はタイム差を詰めて行きたいフェーズに、ベルマーレからは米谷選手がローテションに入る。ぶっちゃけクラブチームや従来のスプリンター抱えたチームであれば、詰めに行くのはレースまとめて最後に取りたい愛三さんに任せましょう!となるんですが、宮澤監督の指示(監督見立てで出来きそうな最大限のタスク)が発動!(笑)米谷選手がローテションに。ここで集団にいた高杉選手と話し自分も追走に入る事に。これがチームの波乱を呼び込む(涙)上がる気になって足を使えば集団の前には上がれるペースで集団はコントロールがかかっていたので、追走ローテに入る。自分の足色で上りパートでローテが回れないのはなかば分かっていたのですが。平地のローテでも弱々だった様子で丁度前の選手のスピードから踏み直さなければいけない感じで先頭に出たタイミングでスピード維持が出来ず後方が詰まりその余波で米谷選手が落車してしまった(レース後に知る涙)
※余計な事しかしてない!俺
その後の上りパートで集団から遅れ振って来た選手を拾いながら3.5周回を重ねて最終完走パックでゴールでした。
チームとしては最後に山口選手をいいポジョンでゴールさせる事も出来なかった事、自分が無駄に足を使い追走ローテに参加して米谷君の落車を誘発させるという空回り感が大の初戦でした。今年は更にチームで話し合い強い気持ちでレースに取り組むそんなチームを作る。その為にできる事はするぞ!そんな気持ちでレースレポートを書いてます。
今年も沢山のサポートのもとレースを走る事ができています!感謝!

 
 

宮澤監督から


 

鹿屋・肝付ロードレースのE1カテゴリ。久しぶりのレースで寒さや、緊張感もありうまく行ったことや、思うようにいかなかったこともあるレースとなった。藤本選手も、三木選手も前で動く力があるので、周りのことは考えずに積極的なレース展開を目指してほしい。
JPTではレースの中盤、前が逃げ切る可能性が出てきてしまったことと、前の集団もバラけそうだったので、米谷選手に集団コントロールに入ってもらった。落車は不運だったが、あのままレースをコントロールできていれば、他のチームが動いた時に合わせられるので、レースの動きやタイミングを感じてもらえたら嬉しい。山口選手は、慣れないJPTだと思うが、まずはポジション取り、展開へ入っていく、結果を出す。という3ステップを1つづつクリアして行ってほしい。
JFT木下選手の優勝はチームにとっても久しぶりの勝利だった。付け加えて、リーダージャージを獲得できたこともよかった。

 

 
 

Text: Kensaku SAKAI/FABtroni+camera × P.A.V. and Takashi MIYAZAWA, Edit, Photo&Comment: Kensaku SAKAI/FABtroni+camera × P.A.V.