02MAR.2024@第3回Jatco presents 富士山サイクルロードレース2024 富士クリテリウムチャンピオンシップ, 第1日目予選

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第3回Jatco presents 富士山サイクルロードレース2024 富士クリテリウムチャンピオンシップ, 第1日目予選
– 静岡市清水区蒲原 静岡県航空協会富士川滑空場(1.4km周回コース) –
1.4km/30周 42.0km(男子予選)

 
【富士クリテリウムチャンピオンシップ予選2組】


1位 寺田 吉騎(シマノレーシング) 1:00:16 ave. 41.80km/h
2位 山本 哲央(チームブリヂストンサイクリング) +00:00
3位 山田 拓海(シマノレーシング) +00:01
4位 今村 駿介(チームブリヂストンサイクリング) +00:10
5位 橋本 英也(チームブリヂストンサイクリング) +00:11
6位 中井 唯晶(シマノレーシング) +00:11

12位 山口 凱生(Bellmare Racing Team) +01:01
20位 米谷 隆志(Bellmare Racing Team) +01:02
DNF 藤本 元貴(Bellmare Racing Team)
DNF 高杉 知彰(Bellmare Racing Team)
DNS 関口 拓真(Bellmare Racing Team)
DNS 北川 魁之介(Bellmare Racing Team)

 


 

3月2日(土曜日)から2日間にわたり「第3回Jatco presents 富士山サイクルロードレース2024 富士クリテリウムチャンピオンシップ」が静岡県富士市の静岡県航空協会富士川滑空場(土曜日・予選Rd.)および富士市役所前特設周回コース(日曜日・決勝Rd.)を舞台に開催されました。Bellmare Racing Teamからは山口凱生、藤本元貴、米谷隆志、高杉知彰の4選手が富士クリテリウムチャンピオンシップへ出場しました。
初日は富士クリテリウムチャンピオンシップの予選日でBellmare Racing Teamは予選2組に出場しました。各組上位25名が翌日の決勝レースに出場できますが、同組にはブリヂストンやシマノのも入っており、組分け的には少々厳しい状況。4名には奮闘を期待しました。
静岡県航空協会富士川滑空場に設定された1.4km周回コースを30周する予選レース、序盤から中盤にかけて米谷選手や山口選手が集団から抜け出して前待ちを画策しましたが、それぞれ集団に吸収されます。終盤に入ると予想通りブリヂストンが大幅なペースアップを仕掛け、それについていけたのはシマノレーシングのみ。ほとんどの選手が第2集団、第3集団に追いやられる展開となりました。
結果、なんとか第2集団で耐え切った山口選手と米谷選手が25位以内に入り、翌日の決勝レースへ。藤本選手と高杉選手はDNFとなりました。

 
 

PHOTO REPORT


 

今年も富士山の麓で富士クリテリウムチャンピオンシップが開幕。
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いままでBellmare Racing Teamでこのように選手が並んでアップする姿は一切撮れなかった…メンバが増えたおかげ。
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予選2組がスタート。
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ブリヂストンやシマノによるレース後半のペースアップを想定し、米谷選手や山口選手が逃げ形成を図る展開。
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藤本選手と高杉選手は集団内での走り。
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開幕後、少し調子の上がらない高杉選手だがまだまだこれから。
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予想通りブリヂストンの猛攻により集団は分裂。第2集団に残った米谷選手と山口選手が日曜日の決勝に進んだ。
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初日お疲れ様でした。
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RIDERS REPORT


 

藤本選手(予選2組):
今年の富士クリテリウムは、予選と本戦で会場が別で、予選では滑空場で一周1.4kmの平坦かつ180°ターンのあるコースでした。また、ホームストレートでは向かい風のため毎周どこで踏んでどこで休んで、コーナーは何番手で入るのかなどレース前に考え、レースに挑みました。
レース序盤では集団前方で走ることができ、バックストレートで踏み続け逃げようとする選手に自分も乗るなどアクションを試みたが集団は固まったままでした。中盤にかけブリヂストンの選手方が動き始め、20周入る前くらいでバックストレートで加速し、集団は分裂してしまいました。自分は第二集団に加われず残り6周あたりで脹脛を攣らしてしまいレース完走できずにレースを終えました。
序盤はペースが遅かったのもあると思いますが、比較的集団の前方で走り、逃げに乗りたいでバックストレートで踏み続ける選手に付いて行く試みは良かったがその反面まだ自分の実力的にその踏み続けは無理をしていたようで、終盤にかけ足を攣らしてしまいました。2日目は決勝戦で走ると決めていただけに交流戦にも出れずに終えてしまうのは悔しい結果になってしまいましたが、しっかり自分と向き合い次戦に向けて頑張っていきたいと思います。

 
 

山口選手(JPT):
まずは決勝に進むことを1番の目標に。前回のレースの反省を活かして、集団前方で位置取ることも目標。またレース前に宮澤監督から走り方のアドバイスを受けたので実践していきたい。
レース序盤はペースが緩めだったこともありチームで前方に位置取ることができた。中盤で米谷さんが1人逃げの状態になり、ブリッジをかけようかとも考えたが今回はスルー。その後、米谷さんが捕まり、他の人が単独逃げ。高杉さんとこの逃げが吸収された時に動きがあるだろうと確認。実際に吸収されてから少し経ってブリヂストンが強烈なペースアップ。ただこのタイミングで自分が番手を落としており第4集団にいた。なんとか米谷さんがいる第2集団までは戻ろうと必死だったのだが、この時が人生で1番きつかったかもしれない。死にものぐるいで第2集団までは戻れたので、そこでローテを回しながらゴールを目指す。この集団でゴールできれば決勝進出は確実なのでしっかり着いていった。そしてそのままゴール。
今回は集団の前方にいることも出来たが、肝心のペースアップのタイミングで後方に下がってしまうというミスがあった。気の緩みがあったのかもしれない。まずは警戒心を常に持ち続け、周りのチームの動きをしっかり察知できる余裕を持てるようにしたい。

 
 

米谷選手(JPT):
先週の落車以降日常生活でお尻に痛みがあるものの、自転車にのる分には問題なし。得意とは言えないクリテだが、風向きに応じた力の使い方と位置取り、レースを動かしてくるだろうBSに対して後手を踏まないことに注意して予選通過を目指した。
なるべく前に位置取り、囲まれたら、ないし囲まれかけたら外に出て、追い風か風下、コーナー手前を使って番手を戻す作業を繰り返して序盤を消化した。目の前で一度落車があり足をついたが無事復帰。中盤に1人逃げを吸収したタイミングでふわっと抜け出してみた。誰も釣れず1人になってしまったので次に備えてイーブンで数周走り、追いついてきた集団の前にジョイン。その1周後、追い風のバックストレートでBSが攻撃開始。違和感を感じて備えていたので10番手あたりの完璧な位置で対応できたが、完全に付き切れさせられた。その後は予選を通れる第二集団にまとまり、後続を合流させないペースを作りつつ無事ゴール。
読みは悪くなかった。1人逃げからの流れの中でもう少し上手く立ち回れていれば前の集団に滑り込むチャンスは増えたかもしれない。ただ、絶対的なパワーとスピードの差を痛感させられた。毎度のことではあるけれど。。明日は決勝。大人しく集団にいても何も出来ないのは今日よく分かったので、山口と2人で次にも繋がる思い切ったレースが出来たら。

 
 

高杉選手(JPT):
課題:志布志クリテから引き続き集団の前で展開していくこと状況に応じてフレキシブルに動くこと。課題として挙げた事もあまり出来ぬまま苦しんだレースでした。レースではなくただのフィジカル練習になってしまっている。
レース間の準備やコンディショニングもしっかり出来たと感じていたが、走り出すと頭のイメージと実際の身体の動きがリンクせず志布志同様にスロースタート、途中で前に上がる事は出来ても、そこで展開をするには至らず、不甲斐ない試合を続けてしまっている。上がるまでの走り方や事前のミーティングでの走り方を少しだけやる事は出来たが、30%にも満たない達成度。レース中に山口選手、藤本選手とコミュケーションをとり、これからの展開や立ち回りについて話して、2人が実践してくれた事はポジティブな点ではあったと思う。
個人的に志布志の低体温症を引きずりコンディションが厳しいかもしれないが、JPT宇都宮のレースも月末に控えているので、コンディションが苦しい中でも負荷や苦しさを継続させて行き、宇都宮や4月以降のレースでチームへの貢献や自身のリザルドのために練習で今以上意識をもって取り組んでいきたいと思います。

 
 

宮澤監督から


 

※第2日目レポートに記載

 
 

Text: Kensaku SAKAI/FABtroni+camera × P.A.V. and Takashi MIYAZAWA, Edit, Photo&Comment: Kensaku SAKAI/FABtroni+camera × P.A.V.