27APR.2024@第58回JBCF西日本ロードクラシック, DAY01, JPT#7

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第58回JBCF西日本ロードクラシック, DAY01
– 兵庫県立播磨中央公園 園内特設コース(7km周回コース) –
7.0km/ 5周  35km(JET E3)
7.0km/ 7周  49km(JPT)
7.0km/16周 112km(JET E1)

 
【JET E3】


1位 田中 志門(カンピオーネ) 56:35 ave. 38.16km/h
2位 榊原 健太(立命館大学) +00:00
3位 小林 政徳(名岐ベンド) +00:00
4位 税所 蓮(バルバレーシングクラブハクサン) +00:05
5位 綿貫 遙人(OUTDOORLIFE Racing) +00:12
6位 古金 蒼汰(TeamUKYO Reve) +00:18

オープン(18位相当) 木下 友梨菜(Bellmare Racing Team) +01:46

 
【JPT】


1位 兒島 直樹(TEAM BRIDGESTONE Cycling) 1:13:14 ave. 41.29km/h
2位 小林 海(マトリックスパワータグ) +00:00
3位 金子 宗平(群馬グリフィンレーシングチーム) +00:08
4位 アレクサンドロス・アグロティス(マトリックスパワータグ) +00:08
5位 窪木 一茂(TEAM BRIDGESTONE Cycling) +00:09
6位 岡本 勝哉(TEAM BRIDGESTONE Cycling) +00:09

17位 高橋 翔(Bellmare Racing Team) +00:13
92位 山口 凱生(Bellmare Racing Team) +07:11
DNF 小畑 郁(Bellmare Racing Team)
DNS 米谷 隆志(Bellmare Racing Team)
DNS 高杉 知彰(Bellmare Racing Team)
DNS 川島 綾太(Bellmare Racing Team)

 
【JET E1】


1位 寺崎 武郎(バルバサイクルレーシングチーム) 2:53:21 ave. 39.87km/h
2位 高岡 亮寛(Roppongi Express) +00:07
3位 安富 友裕(名岐ベンド) +00:25
4位 中司 大輔(Team Kermis Cross) +00:44
5位 布田 直也(MiNERVA-asahi) +00:45
6位 生天目 直樹(Phantom湘南) +00:47

26位 藤本 元貴(Bellmare Elite Team) +04:37
DNF 知名 透真(Bellmare Elite Team)
DNF 三木 颯一郎(Bellmare Elite Team)

 


 

4月27日(土曜日)からの2日間、兵庫県立播磨中央公園を舞台に「第58回JBCF西日本ロードクラシック」が開催されました。
Bellmare Racing Teamからは、初日の土曜日に開催されたJエリートツアーE1カテゴリには三木颯一郎、藤本元貴、知名透真の3選手が出場、土日両日開催のJプロツアーに小畑郁、山口凱生、高橋翔の3選手が出場、そして女子の木下友梨菜選手は土曜日のJエリートツアーE3カテゴリと日曜日のJフェミニンツアーに出場しました。
初日のレース。まずJエリートツアーのE3カテゴリに女子の木下友梨菜選手が出場。今季E3カテゴリへのオープン参加は2回目となり、集団にも慣れたのか終始集団先頭付近で周回を重ね、最後は少し遅れてしまったものの無事完走。続いて開催されたJプロツアーは49kmの超スプリントレース。若手が頑張る今季のBellmare Racing Teamは高橋選手と山口選手が完走しています。最後に行われたのはJエリートツアーE1カテゴリ。こちらは15周回112kmのロングレースとなり、一人気を吐いた藤本選手が完走。三木選手と知名選手は怪我明け等で完全には調子が戻らずDNFとなっています。

 
 

PHOTO REPORT (JET E3)


 

今季2回目のJエリートツアーE3カテゴリに出場した木下選手。
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E3のレースがスタート。
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サポートする宮澤監督とともに集団前方で序盤を進める。
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終盤までは集団の先頭に位置取るなど積極的な走りをみせた。
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終盤少しきつそうな木下選手。
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最終周回に集団から遅れたが無事にフィニッシュ。
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レース後に反省する木下選手。
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PHOTO REPORT (JPT)


 

49kmと超スプリントレースとなったJプロツアーのレースがスタート。
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速いペースの中、メイン集団で序盤を進めた小畑、山口、高橋の3選手。
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しかし、山口選手と小畑選手が集団から遅れてしまう。
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単独でメイン集団に食らいついた高橋選手。
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高橋選手は集団後方で完走、集団から遅れても粘った山口選手もフィニッシュラインに辿り着いた。
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PHOTO REPORT (JET E1)


 

JエリートツアーE1カテゴリのレースは16周回112km。
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スタートラインに並んだ知名、三木、藤本の3選手。
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3名ともに序盤は順調な滑り出し。
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藤本選手が逃げに出るシーンも。
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ここで三木選手と知名選手が遅れてしまう。
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一人になった藤本選手はメイン集団で周回を重ねたが…
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メイン集団のペースアップに耐えきれず、後方でのフィニッシュとなった。
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RIDERS REPORT


 

木下選手(JET E3):
路面ウェットのレースに凄く苦手意識があって、ただ前回の東日本クラシックで集団後方にただくっついていくことしかできなかった悔しさがあったのと、コース前半のくねくねな道では道が狭いことから、あまり順位変動がないから一つ目のカーブを前半で通過できないと試合終了と聞いていたので、今回は前でレースを展開することに重点を置くことにしました。
1周目はチームメイトが場所取りをしてくれてたので最前列でスタートすることができ、そのまま先頭でクネクネ道はクリア、ただコース後半の下り基調の部分で目の前で滑ってる人を見てビビり散らかし、集団の速度にビビり散らかし、弱気になってしまいました。下り切りから登り返しのところはうまく前の人につきながら前に追いついて、登り坂で少し番手を上げる走り方でした。
3周目の下り切りのところから少し集団が抜け出た中に乗れたのですが、いまいちペースアップにはならず、4周目のクネクネ道は2番手について(しかも知人の後ろ)クリアできたのはよかったです。ただやっぱりスピードが怖く、また、車間を詰めて走るのが怖く1車体あけてしまうことが申し訳なくて横にはけて前を譲ってしまう走りになってしまいました。
4周目の上りは下りで遅れた分を取り戻しつつ集団最後尾からの登り始めになってしまったので、1km弱しかない上りでは巻き返すことはできず、自分の足をただ使って終わる形になってしまい、集団後方でラストラップ、クネクネ道でのスピードに置いて行かれてしまいそのままドロップする形になってしまいました。
前半は前回の反省を生かすことに加えて、本コースを走る上でのアドバイス通り、前でレースを走れたことは良かったと思います。ただ、テクニック、心の強さ不足で、ラストは集団からドロップしてしまったのは課題になります。真後ろではなく、少し距離をとってブレーキの調整ではなく被せてクリアできるようなところで走る、もう少し詰めて走ることに慣れようと思いますまた、下りのスピード感への慣れ、全日本までに克服します。

 
 

山口選手(JPT):
コースが全体的に狭いので前に位置取ることを目標に出走。距離は49キロと短く、自分には得意な部類なのでなんとか上位でゴールしたい。
ただ最後尾でスタートしてしまい位置を上げるのに苦しんだ。ローリングで多少位置を上げることはできたが、ずっと踏まされるポジションだった。結果として集団に着いていくことで精一杯になってしまい、全くレースなど出来なかった。そのまま体力だけが削られ、4周目のゴール前の坂で集団から遅れてしまった。
今日の失敗はまず最後尾でスタートしてしまったことだ。スタート前の準備を早めに済ませるべきだった。そしてレースの強度に耐えられる練習ができていないことも大きい。フィジカル面での弱みが分かったので練習に活かしたい。

 
 

高橋選手(JPT):
49キロのスプリントレース。短い時間のレースは得意なので積極的に動こうと思った。前日のチームミーティングで播磨のコースは前半で前にいなければレースにならないとの事でスタートからしっかり前に位置取りしようと考えた。
スタートはほぼ最前列から。しっかり位置取りし集団の前方に。前半に逃げが出来たが上手く反応できず。そのまま集団でレースを進める。前回は最後に千切れてスプリントに参加出来なかったので今回は絶対に最後まで千切れない!と気合を入れて走った。ハイペースで進む集団の常に前方に位置しなるべく脚を使わないよう位置取りした。
最終ラップに入った時にもまだ脚には余裕がありスプリントは掛かりそう。ゴール手前の上りからアタックが開始。パワー差で何人かに抜かれたもののしっかりとスプリントに参加し17位でフィニッシュ。

 
 

小畑選手(JPT):
播磨中のロードコース7kmを7周回の49kmと距離も短く前週群馬わ踏まえす準備ができたのか試してみたいところ力が及ばなくとも攻めた走りがしたいところ。播磨のコース前半部集団の前方にポジションニング出来ないと足使うだけなのでスタートから前列に並びスタートを待つ、みんなスタート位置が大事なのが分かっていてスタート15分前には招集場所に集合している。
スタート!1日目なのでニュートラル走行からリアルスタートとの事で、例年のコース幅の狭い忙しい前半部が終わったらリアルスタートとが切られると予想していました。ところがそのままニュートラルは続きコース幅が広くなりコースを下り切って更に上りに入る手前まで行ってからリアルスタートと普段からするとなかなかカオスな展開でゴール前の上りパートまでに無駄な足を使ったのにポジション(一周目65位通過)も下げるという無駄足使いました
短時間レースと各選手のアタックと追走のペース早く2周目終わりには集団から遅れそうになり、ギリギリ集団のシッポで前半の狭いパートに入るともう着くことが出来ず千切れる、あとは溢れた選手を拾いながら周回を重ねる。もしかしたらゴール出来るのでは?と思いながら数名でプッシュしていましたが、最終回で赤旗!スタートゴール地点先でDNFでした。

 
 

三木選手(JET E1):
先週出場したレースの不調から1週間が経ち、今日までの短期間で前回より良いコンディションを確保する為に出来ることを準備して来た。
レーススタート4時間前に入場。前回の反省を活かしてスタートまでの過ごし方を少し変更。アップの時点で先週より身体に力が入る事はわかっていたので今回はまず完走を目指した。去年このコースで納得出来る勝ちを出来た経験があるので、緊張せずにレースに挑めた。スタート前に監督からこのコースは前にた居つつ、脚を使わない場所で少し下がり上がりして集団を観察するようにと教えて頂いた。
レーススタート、ホームを過ぎると急に道が細くなるので最初は集団がナーバスな状態に。半周を過ぎ先頭付近へ合流。前回逃げを作った時はここでアタックが決まったなあ、ここが危なかったな。とかを思い出しつつ走り、メインの坂へ人数を絞ろうと考える選手がペースを上げて少しキツイがそのままレースはあまり動かず4周目へ。
この辺りになってくるとメインの坂以外でもアタックがかかり常に伸び切った状態に。5周目に坂で遅れをとってしまい、後は数人組のパックで残りの周回を消化して行く事に。7周目でタイムアウトになりました。
レースが終わってから思った事は先週より身体が動いてくれた事、だが直ぐには戻らないと思うので体調を崩さないよう注意を払って昨日より今日、今日より明日と言う形でコンディションを上げていきたい。
応援していただいているスポンサーの方々やスタッフの方にも恥ずかしいレースは出来ないので本腰を入れて競技力向上に取り組んで行きます。 宜しくお願い致します。

 
 

知名選手(JET E1):
前々戦での落車後落ちてしまったコンディションが戻ってきている感覚があり、前戦ではできなかった完走を目標に走りました。
このコースを走ることは二度目で、前方に位置取りをしなければすぐに終わってしまうことは分かっていたので登りで位置を下げてしまってもホームストレートでできるだけ上がることを心がけた。
コーナーの連続で少しでもラインをずらしてしまうとブレーキングがきつくなってインターバルがかかってしまうので、できるだけ自分のラインを崩さないように走る。
5周目まではホームストレートで集団が緩んでいたので、少し踏めば右から前に上がれたが、6周目は集団が伸び切ってしまっていたので上がれずインターバルの餌食になってしまい遅れてしまいました。1人で3周を走り、後ろとジョインして一周を走り9周でタイムアウトとなりました。
前の状況を見て動けるだけの力は無く、ただ集団にしがみついて振り回されているだけになってしまいました。パワーの持続はできるようになってきていますが、ハイパワー域になるとすぐに限界が来てしまうので練習内容をより実践的なメニューにして試行錯誤し取り組んでいきます。
サポートしていただいている方々にもこれ以上不甲斐ないレースは見せられないので、次戦ではなんとしてでも完走して戦えるようにします。

 
 

藤本選手(JET E1):
今回の西日本ロードクラシックは120kmと先日の東日本と同じく長丁場のレースで捕食、補水はしっかり摂り、先日出来損ねてしまった事を今回のレースでは実践すると意気込み挑みました。また、今回のコースは7kmのアップダウンの入り混じりで尚且つ7kmうち前半は連続コーナーがあり位置取りも必要とされるコースでした。
レースは数キロのローリングを終えリアルスタートしました。最初の周から疲労感は無いが体が重い感じがありただ耐える周数が多かったです。序盤は決定打となる逃げは起きず集団待機でした。普段なら全体の半分の距離を過ぎたあたりにはボトル2本飲み切るくらいだが、今回は1本くらいしか飲めてなく水分を摂れてない状態でした。
中盤辺りで起きた逃げはコントロールライン1kmほど手前の坂で数名が抜け出すかたちで行かれてしまい、目の前にも関わらず対応が出来なかったです。残り5周くらいから集団は追走に入り、そこのペースアップに耐えられず、完走しただけのレースになりました。
今回のレースで無理に良いところを作るなら脚を攣らせなかったくらいです。そのくらい反省が残るレースになってしまいました。捕食、補水は日々の練習で摂るように癖つけ、展開では次に繋がる走りを出来るよう頑張ります。

 
 

宮澤監督から


 

※DAY02に掲載


 
 

Text: Kensaku SAKAI/FABtroni+camera × P.A.V. and Takashi MIYAZAWA, Edit, Photo&Comment: Kensaku SAKAI/FABtroni+camera × P.A.V.