18MAY.2024@第2回JBCFおんたけタイムトライアル, JPT#9

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第2回JBCFおんたけタイムトライアル
– ⻑野県木曽郡王滝村御嶽湖南岸 松原スポーツ公園付近(16km往復コース) –
16.0km/1周 16km(JET E1)
16.0km/2周 32km(JPT)

 
【JET E1】


1位 大室 佑(群馬グリフィンエリート) 20:42 ave. 46.37km/h
2位 市村 直生(湾岸サイクリング・ユナイテッド) +00:11
3位 大山 航平(イナーメ信濃山形-EFT) +00:39
4位 酒井 昭(サイクルフリーダム・レーシング) +00:40
5位 宮田 直紀(mkw) +00:42
6位 橋本 晴哉(RYCLE.ing) +00:47

オープン(29位相当) 木下 友梨菜(Bellmare Racing Team) +03:14

 
【JPT】


1位 金子 宗平(群馬グリフィンレーシングチーム) 38:52 ave. 49.38km/h
2位 伊藤 恭(群馬グリフィンレーシングチーム) +00:59
3位 宇田川 塁(群馬グリフィンレーシングチーム) +01:47
4位 内田 宇海(弱虫ペダル サイクリングチーム) +02:27
5位 三宅 太生(群馬グリフィンレーシングチーム) +02:29
6位 阿見寺 俊哉(弱虫ペダル サイクリングチーム) +02:31

17位 米谷 隆志(Bellmare Racing Team) +04:01
30位 高橋 翔(Bellmare Racing Team) +06:48
34位 高杉 知彰(Bellmare Racing Team) +07:16
37位 川島 綾太(Bellmare Racing Team) +07:36
39位 小畑 郁(Bellmare Racing Team) +07:41
DNS 山口 凱生(Bellmare Racing Team)

 


 

5月18日(土曜日)からの2日間、⻑野県木曽郡王滝村御嶽湖南岸に位置する松原スポーツ公園付近を舞台に「第2回JBCFおんたけタイムトライアル」と「第2回JBCFおんたけヒルクライム」が開催されました。Bellmare Racing Teamからは、Jプロツアーに高橋 翔、川島 綾太、米谷 隆志、高杉 知彰、小畑郁の5選手が出場、そして女子の木下友梨菜選手は土日両日共にJエリートツアーE1カテゴリにオープン出場しました。
初日は御嶽湖南岸を往復する全長16kmの個人タイムトライアルレース。最近のJBCF開催の個人タイムトライアルとしては長距離の設定となりました。コースも細かいアップダウンはあるものの概ね平坦設定となっています。まずはJエリートツアーのE1カテゴリに女子の木下友梨菜選手がオープン出場。1往復16kmのコースを24分弱で走り切り29位相当の順位でフィニッシュ。続いて開催されたJプロツアーは2往復32kmのレースとなり、米谷・高橋・高杉・川島・小畑選手の順でのリザルトとなりました。

 
 

PHOTO REPORT


 

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RIDERS REPORT


 

木下選手(JET E1オープン参加):
初のタイムトライアルでしたが、ロードレース と違って、ヒルクライムのように一定のパワーで踏めばいいので、難しいことは考えずにFTPの少し上限のパワーで踏み続けることを意識して出走しました。
折り返しまでは狙い通りFTP少し上のパワーで踏めたものの、折り返してから少し垂れてしまった。課題であるトルク踏みができずケイデンスに頼る走りになってしまったので、パワーの割にスピードに乗せられず、タイムもいまいちになってしまったんだと思う。

 
 

高橋選手(JPT):
今回は2日間でTTとヒルクライムレース。どちらも初めてなのでまずはしっかり感覚を掴もうと思った。1日目はTT。あまりペース配分とかは分からなかったのでとりあえず後半にペースが崩れないように気を付けた。
スタートはやや突っ込み過ぎたがスピードを乗せて良い感じで走れていた。エアロフォームを意識して出来るだけロスのない走りを心がけた。2周目に入った時にはややペースが落ち、身体が起き上がってしまいそうに。エアロフォームをなるべく崩さないのとペースをこれ以上落とさないよう気合を入れた。折り返し地点、心拍も脚もかなりキツかったがあと少し、、と自分に言い聞かせた。上りではダンシングも入れペースを維持してゴール。
終わったあとは腰とお尻が爆発しそうだった。心拍ゾーン的にはMTBやCXと似ているが一定のパワーでずっと踏み続けるというのはなかなか無いのでとても苦しかった。

 
 

川島選手(JPT):
チャレンジロードからコンディションを大きく落としており、そこから一度仕切り直しをして、望んだ大会だった。長距離TTの部類となり、また2周回回るコースプロフィールだった。試走でコースを入念に確認し、ペースを上げる所、維持する所を確認してレースへ向かう。
1周目は飛ばし過ぎす、上った後の下り〜平坦では車速を落とさずに大きく乱れずに2周目へ。ここで全体通してペースを上げて行きたかったが、2周目の後半から上げきれずゴールとなった。守りの要素が少し強すぎたが、今の持っている力は出せたが、同じノーマルバイクの選手よりも速い人で1分半ほど差があったので、平坦での走力など課題も多くあるので、次回以降まで時間があるので、取り組んでいきたい。

 
 

米谷選手(JPT):
久しぶりにTTバイクを使うレース。32㎞、しかも標高のある場所でのTTは経験がないので、パワーメーターを見すぎずに序盤は落ち着いて入ること、湖畔の登りでスピードを落とさないようにすることを意識してスタート。
突っ込みすぎずに入り、余裕をもって1周目をクリア。折り返しで足を止めるポイントで水を飲むようにした。2周目は少しずつ足が重くなっていき、復路の下りではスピードに乗せられなかった。ゴールに向けての登りで最後追い込んで終了。
少し保守的に過ぎた感はあるが、上手く2周のペースをまとめられたと思う。機材やフォームなどTTとしては煮詰めるべき点が多く残されているので、次の機会に生かしたい。

 
 

高杉選手(JPT):
苦手な平坦でのTTということもあり、リザルトについては求めず、準備を着実に実行すること、出場している選手から自身の立ち位置を把握すること、高地でのパワーデータの蓄積をテーマにレースに臨むこととしました。準備についてはTT用の装備(バイク・ウェア・ヘルメット)について最低限の準備を行い、付け焼刃でも苦手な平坦個人TTを少しでも順位を上げて走れるよう準備は行いました。
レースについては今までの経験から1000m程度の標高で維持できるパワーを基準に坦々と走るのみでしたが、ポジション出しが甘く、32kmと久しぶりに30分を超えるTTということもあり、後半に少しきつくなってしまいパワーダウンしてしまったことは次回への改善にしたいと思います。単純ですがトレーニングで長時間TTバイクに乗るという機会も増やすこと、ポジション・フォームの改善についてはロードでの巡行にも良い影響を与えると考えられるので取り組んでいくべきと再認識しました。

 
 

小畑選手():
ヒルクライムが不得意なので、タイムトライアルで少しでも早く走ることをこの週末の目標にした。機材の準備はまあまあ整っていたため、朝の試走でコースを確認しようと思ったがこれが裏目(汗)。スタート前の試走の準備中にフロントホイールのパンクが発覚!(涙)。レース中にパンクするよりはマシと前向きに考え、知り合いから前輪を借りた。借りたホイールは自分のものよりリムハイトが高く、乗りこなせるか心配だった。
スタート時は踏みすぎないように抑えたが、風向きが変わり、交換したフロントホイールが風で振られて走りにくかった。1周目の中盤では丘でのギア選択が難しく、心拍数をキープすることを目標にしながら、高めのケイデンス90rpmで走った。20分を超えるTTという事でアベレージペースで走ることを目標にした。2周目は意識的にケイデンスを落とし、トルクをかける走り方に変更し、80〜85rpmをキープ。トルクをしっかりかけるイメージができてきた頃にゴールに達した。
リザルトは後ろから数えた方が早く、独走力の低下を再認識した。今の実力を見直さないといけないと痛感しました。

 
 

宮澤監督から


 

※DAY02に掲載


 
 

Text: Kensaku SAKAI/FABtroni+camera × P.A.V. and Takashi MIYAZAWA, Edit, Photo&Comment: Kensaku SAKAI/FABtroni+camera × P.A.V.